彦根市の老舗料理店が挑む！ビワサーモン丼の新プロジェクト始動

琵琶湖の宝石、ビワサーモンを楽しむ新しい試み

滋賀県彦根市に位置する老舗料理店『魚清・和み庵』が、新たな美食体験を提供するプロジェクトを立ち上げました。名を馳せる『ビワサーモン（ビワマス）』を使った豪華な料理、特に丼ものを通じて、ショップの魅力を広めたいと考えています。このプロジェクトは、現在の感染症拡大を受けて観光客が減少している中で、全国の人々に滋賀を伝える機会を提供しようという想いから始まりました。

ビワサーモン（ビワマス）とは？

ビワサーモンは、滋賀県の琵琶湖にのみ生息する珍しい魚で、その美味しさは優れた脂のノリにあります。一見サーモンと間違えるほどですが、その味わいは別格です。刺身として味わうと、その旨みが引き立ち、ただの食材を超えた滋賀県の特産品として存在感を放ちます。また、調理方法も多様で、塩焼きや煮付け、揚げ物など、さまざまなスタイルで楽しむことができます。これにより多様な食文化を持つ滋賀の魅力をさらに引き立てています。

プロジェクトの概要

このプロジェクトでは、ビワサーモンを贅沢に使った刺身セットや、フグとの紅白鍋を提供するリターンを用意。特に注目したいのが、魚清特製の「ビワサーモンとフグの紅白鍋」。この新たなクラウドファンディングの取り組みは、滋賀県の魅力を全国に発信し、地域の誇りを取り戻すきっかけを狙っています。目標金額は50万円で、募集期間は2022年の3月1日から4月10日までです。資金は宣伝や商品の開発費に充てられる予定です。

老舗の思い

1967年に創業して以来、地元の人々に支持されてきた『魚清・和み庵』は、厳しい時代に直面しています。新型コロナウイルスの影響で長期休業や営業時間短縮を余儀なくされ、客足が回復しない中、特に滋賀を愛する人々に向けて愛情を込めてビワサーモンを届けたいと考えています。今こそ、滋賀のソウルフードであるビワサーモンを通して、滋賀の温もりを感じてほしいと思っています。

地域の未来を見据えて

このプロジェクトを通じて、滋賀県民やそれを愛する人々に応援のメッセージを送りたいと強く思っています。美味しい料理を提供することで、地元の文化や魅力を再認識し、シェアしていくことがこのプロジェクトの核心です。加えて、新たに始めるWEBメディアは滋賀を盛り上げ、観光や食文化の発信を支えることでしょう。

今後、プロジェクトが進むことに期待しつつ、『魚清・和み庵』の挑戦を見守っていきたいと思います。この取り組みが多くの人に滋賀の魅力を伝える架け橋となることを願っています。