ラボルとネットプロテクションズ、新たな業務提携で経営支援強化
このたび、株式会社ラボル(以下、ラボル)は、BtoB向けの決済サービスを提供する株式会社ネットプロテクションズ(以下、ネットプロテクションズ)と業務提携を開始しました。この協力関係により、2024年11月22日よりフリーランスや小規模事業者(SMB)の資金繰り支援が一層強化される見込みです。
1. ラボルとネットプロテクションズの背景
ラボルはセレスの子会社で、AIを活用したファクタリングサービス「labol(ラボル)」や、クレジットカードを用いた決済サービス「labol(ラボル)カード払い」を展開しています。これらのサービスは、フリーランスやSMBの資金繰りを改善するための重要なツールとして役立っています。
一方で、ネットプロテクションズは、国内市場において後払い決済サービスのリーダーとして君臨し、さまざまな分野において後払いサービスを提供しています。今回の提携により、両社はフリーランスとSMBの経営基盤を強化し、資金調達をよりスムーズに行う環境を整えることができます。
2. 業務提携の具体的な内容
今回の提携では、NP掛け払いを利用したいフリーランスやSMBに対し、ラボルのファクタリングサービスを迅速に提案できる体制が整えられました。これにより、多くの利用者が迅速に資金調達が可能になるため、経営の安定化や事業の拡大が促進されるのです。
特に注目すべき点は、ネットプロテクションズが展開している「NP掛け払い」サービスの利便性です。企業間取引を対象としたこの後払い決済サービスは、与信管理から請求書の発行、回収までの業務をスムーズに行うことが可能で、売り手は本来の業務に集中できるようになります。この仕組みは、経営リスクを軽減する上でも非常に重要です。
3. 利用者にとってのメリット
ラボルのファクタリングサービスでの請求書の買い取りは、AIが迅速な審査を行い、最短30分での資金調達が実現されます。これにより、フリーランスやSMBは事業の資金繰りを短時間で解決できる今までにない利便性を享受できます。また、NP掛け払いを利用することで、キャッシュフローの改善も期待でき、事業運営の効率化が進むでしょう。
4. 今後の取り組み
ラボルは、インターネットマーケティングを通じて「豊かな世界を実現する」ことを理念に持つセレスの一員として、今後もテクノロジーを活用した金融サービスの開発を続けていきます。この提携によって、さらに多くのフリーランスやSMBに対する支援が強化され、経済的な安定をもたらすことが期待されています。
両社の取り組みが、今後のフリーランスやSMB向けの金融サービスの発展に大きく寄与することになるでしょう。
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