アラヤ、札幌でのUIローカライズセンター運営を開始
多言語翻訳を手掛けるアラヤ株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:中嶌重富)は、本日より札幌に新たに設立した「UIローカライズセンター」の本格稼働を開始しました。このセンターは、電子機器から大型工作機械まで、各種製品のオンスクリーンディスプレイや取扱説明書を、45カ国以上の言語に迅速にローカライズすることを目的としています。
対応背景
昨年、日本を襲った東日本大震災以降、アラヤは地震リスクを軽減しつつ、優秀な人材の確保を進めるために新オフィスの設立を決定。2011年8月には、地元自治体の協力を得てアラヤサッポロ株式会社を設立し、UIローカライズセンターの開設に向けて準備を進めてきました。そして、今年6月22日には国際基準であるISO/IEC27001を取得し、情報セキュリティの強化を図りました。
多言語ローカライズへの対応
近年、UIローカライズ関連業務に対するニーズが急増しています。アラヤでは単なる言葉の置き換えにとどまらず、製品そのものの価値を引き上げるための翻訳を提供できる体制を整えています。これまでの豊富な経験と蓄積されたノウハウを活かし、札幌のUIローカライズセンターに技術を集約。ネイティブスピーカーによる実機の動作確認など、多様なアプローチでクライアントの要望に応えています。
さらに、開発領域においても積極的に関与し、コスト削減や納期短縮など、ローカライズプロセス全体の業務改善の提案を行っていく方針です。
国内外の連携
アラヤは札幌のUIローカライズセンターに加え、大阪やドイツのデュッセルドルフ、中国の大連・厦門、マレーシアのペナンといった国内外拠点との連携を強化し、日本の製造業者のグローバル戦略を支援していきます。
お問い合わせ
アラヤのUIローカライズセンターについての詳細は、以下の連絡先までご請求ください。
所在地: 北海道札幌市中央区北1条西4丁目2-2札幌ノースプラザビル9Fアラヤサッポロ株式会社内
TEL: 011-210-7335
E-mail:
[email protected]
アラヤ株式会社について
アラヤ株式会社は、2004年4月に設立され、テクニカルライティングやドキュメントの多言語翻訳、ソフトウェアのローカライズ、ウェブコンテンツの制作・翻訳を行っています。現在、扱う言語は約45カ国語に及び、社名の「アラヤ」はサンスクリット語で「蔵」を意味し、記憶や知識を蓄積することに由来しています。
中嶌重富代表の略歴
中嶌重富は1966年に三井銀行に入行し、1989年に銀行を退職した後、翻訳会社で常務取締役を務め、2004年にアラヤ株式会社を設立しました。彼の指導の下、アラヤは多言語翻訳業界での確固たる地位を築いています。