業務改善の新たな形:九州日立システムズとAI支援サービス
九州日立システムズは、業務の効率化を目指して、株式会社divが提供する「テックキャンプ AI活用支援サービス」の活用を決定しました。このサービスは、生成AIを活用し、現場の社員が自身でAIエージェントや業務自動化ツールを開発・運用できるよう支援するものです。今回の取り組みでは、AIの導入が現場主導で進められ、業務プロセスへのインクリメンタルな進化が図られました。
背景:AI導入の限界
九州日立システムズでは、生成AIツールが進化する中、2024年10月から「Microsoft Copilot」などの導入を進めていました。しかしながら、実際には議事録作成やアイデア出しなど、個人業務の補助に留まっている現状がありました。このため、組織としてどのようにAIを業務プロセスに組み込むのか、具体的な方針が欠如していたのです。
解決策:伴走型研修の導入
この課題に対して、九州日立システムズが採用したのが「テックキャンプ AI活用支援サービス」の伴走型研修です。研修では、選ばれた社員がエバンジェリストとして受講し、自らの業務フローを分析し、AIの適用ポイントを検討しました。メンターが現場の実情を踏まえたサポートを行い、プログラミングの未経験者でも業務自動化ツールやAIエージェントの開発が可能となりました。
導入成果:業務時間の劇的な短縮
研修を経て、非ITエンジニアの現場社員は「Microsoft Copilot」を利用し、案件の進捗確認からメール下書きの作成までの定型業務を全自動化するAIエージェントを開発しました。これにより、1作業あたり約20分かかっていた工程がわずか20秒に短縮され、月間の作業時間は6時間からたったの6分へと圧縮される見込みです。さらに、別の担当者が構築した「メルマガ作成エージェント」により、質の向上も達成し、申込数の増加に寄与しました。これらの成果によって、現場では「AIに相談する」という習慣が定着し、業務プロセスの見直しが推進されています。
全社的な効率化文化の醸成
今回の成功を受けて、九州日立システムズでは、AI活用に関するノウハウが全社に広まり、業務効率化の文化が形成されつつあります。これにより、AIを単なる補助ツールとしてではなく、業務改善のパートナーとして位置付ける考え方が浸透しています。今後もこの取り組みを通じて、さらなる革新が期待されることでしょう。
まとめ
「テックキャンプ AI活用支援サービス」は、現場社員が生成AIを用いて価値を生み出す力を引き出す、法人向けの画期的なサービスとして注目を集めています。「知っている」だけではなく、「実際に成果を出せる」状態が実現できるよう、メンターによる伴走支援が大きな効果を生んでいるのです。
参考リンク
本記事に関連するインタビュー記事は、以下のURLよりご覧いただけます。
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