宇宙園芸国際ワークショップが千葉大学で開催
千葉大学は、2025年3月9日から11日の期間、松戸キャンパスにて「千葉大学宇宙園芸国際ワークショップ2025」を開催します。このイベントは、宇宙での植物や作物の栽培、そして生物再生型生命維持システムを中心に、さまざまな研究成果を共有し、未来の宇宙園芸の可能性を探ることを目指しています。
参加機関には、アメリカ航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、そして宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが挙げられ、これらの機関が取り組む研究プログラムについて意見を交わす機会となります。また、関連する大学や研究者、大学院生の参加も歓迎しており、幅広い知見が集まることでしょう。
【プログラム概要】
ワークショップの初日、2025年3月9日には、招待された講演者による口頭発表とポスター発表が行われる予定です。一般の参加者は、午後1時からセッションⅠからⅢに参加可能で、セッションⅢでは参加者がポスターを発表します。続く3月10日には、午前9時から午後5時30分まで各セッションⅣ〜Ⅵおよびディスカッションが行われます。最終日には、招待講演者限定の柏の葉キャンパス施設見学が催されます。
【講演者リスト】
- Hayato Ohkuma(JAXA)
- Mizuki Komasa(Space Foodsphere, JAXA)
- Yuta Kikuchi(Space Foodsphere, JAXA)
- Matthew Gilliham(The University of Adelaide)
- Raymond M. Wheeler(NASA Emeritus)
- Hideyuki Takahashi and Mitsumasa Hanaoka(千葉大学)
- Kyunghwang Kim(German Aerospace Center: DLR)
- Eri Hayashi(Japan Plant Factory Association: JPFA)
- Christophe Lasseur(European Space Agency: ESA)
- Yoshiaki Kitaya(Osaka Metropolitan University)
- Akira Higashibata(JAXA)
- Tomomichi Fujita(Hokkaido University)
- Eiji Goto, Akimasa Nakano, Daisuke Aoki, Takaaki Wajima, and Jun Hidema(千葉大学)
【会場と参加方法】
本ワークショップは、千葉大学松戸キャンパス内の合同講義室および100周年記念戸上ヶ丘ホールで開催されます。場所は千葉県松戸市松戸648に位置し、詳細なアクセス情報は事前にご確認ください。
なお、参加は無料ですが、会場のキャパシティに応じて事前登録が必要です。申し込みは2025年3月7日まで受け付けており、特設フォームから登録できます。
【英語による講演】
全ての講演は英語で行われるため、英語に自信のある参加者に最適な環境が提供されます。このワークショップは、宇宙における農業の未来を探る絶好の機会となることでしょう。
【主催】
このイベントは、千葉大学園芸学研究院附属宇宙園芸研究センターが主催しています。宇宙における園芸技術の進展を期待し、多くの研究者や関心を寄せる方々の参加をお待ちしております。