徳島県美馬市が「美馬オカエリふるさとプロジェクト」をスタート
徳島県美馬市で始まる「美馬オカエリふるさとプロジェクト」が注目を集めています。このプロジェクトは、観光庁の「第2のふるさとづくりモデル事業」に採択され、都市部の人々が地域との関わりを持つための新しい取り組みです。
美馬オカエリ協議会が中心となり、美馬市商工会や徳島県との連携を深めながら、都市部在住のビジネスパーソンやフリーランス、起業家を対象に参加者募集を行っています。プロジェクトは2026年7月20日から始まり、参加者は年4回、2泊3日の滞在をしながら地域の人々と交流を深めていきます。
江戸時代の情報を活かした地域づくり
美馬市は江戸時代に藍商人の町として栄え、「うだつが上がる」という言葉の語源でも知られています。この地域には、藍染職人や農家、飲食店主など様々な地域の担い手がいます。プロジェクトでは、都市部に住む人たちが地域への関わりを持ちながら、地域資源を活かした新しいビジネスアイデアやプロジェクトを考える機会を提供します。
ただし、地域と関わりたいと考える都市部の人々は多いものの、どう関われば良いのかが見えないという課題がありました。観光として一度訪れるだけでは終わってしまい、移住には果たしての覚悟が必要です。このプロジェクトは、そうした参加者一人ひとりにあった「関わり方」を見つけ、持続的な関係を築くためのモデルを設計します。
具体的なプログラム
プロジェクトでは、以下のような3つの仕組みを設けています。
1.
最初の接点の設計: 参加者は事前面談にて自らの希望や経験を話し、地域コーディネーターとのマッチングを行います。このステップでは、どの活動に参加するかを事前に決定することなく、参加者自身の期待に基づいた形で関係構築が進められます。
2.
体験から協働へ: 年4回の滞在には異なるテーマが設定され、参加者は徐々に深い関与へシフトしていきます。最初の回では気軽な体験やワークショップを楽しみ、次第に地域のニーズにマッチした協働プロジェクトへ進むことができます。
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第1回: 地域の紹介と顔合わせ
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第2回: 興味のある現場に入り込み理解を深める
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第3回: 地元イベントに出店し、商いの現場を体験
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第4回: 実践的な協働に挑む
3.
デジタル基盤でのサポート: 滞在と滞在の間の関係を持続させるために、コミュニティアプリ「DAO+」を活用します。このアプリは、参加者と地域事業者との関係構築を促進し、必要なサポートや情報交換が可能な環境を提供します。
地域との共生を目指して
このプロジェクトは移住を前提としておらず、一時的な関わりから段階を経て持続的な関係を目指しています。「第2のふるさと」として通い、地域との関わりを楽しみながら新たなビジネスチャンスを見つけていくことが、参加者の目的です。
参加者募集要項
参加対象は20~40代のビジネスパーソンやフリーランス、業種を問わず地域に関わりたい人々です。費用は年間約6万円程度で、参加者はプログラムに参加しつつ自身の業務も進めることが可能です。興味のある人は特設サイトからエントリーできます。
美馬市を舞台に、新たな人々との出会いや、地域との深い関係を築くためのこのプロジェクトは、一歩踏み出すことへの後押しとなることでしょう。さあ、あなたも美馬市での新しい冒険に参加してみませんか?