エルゴノミクス設計の新しい工業用顕微鏡が登場
日本ヴィジョン・エンジニアリング株式会社は、エルゴノミクス(人間工学)に基づいた新製品、デジタル顕微鏡「EVO Cam HALO」とアイピースレス実体顕微鏡「Mantis PIXO」を発表し、30日間の無料トライアルを実施する事業者の募集を開始しました。この取り組みは、PCB検査やSMT工程における作業環境の改善を通じて、企業の健康経営を支援することを目的としています。
無料トライアル実施の背景
ヴィジョン・エンジニアリングはその創業の地、英国において1974年に労働健康安全法が制定され、企業には筋骨格系障害(MSD)のリスクを減少させる義務が課せられてきました。この背景を受けて、日本でも厚生労働省が顕微鏡やルーペを用いた作業が上肢障害のリスクが高いことを示しています。これにより、人間工学に基づいた設計の機器への需要が急増しています。
Vigxor Engineeringは、この需要に応える形で、より多くの事業者に新しい製品を体験してもらおうと、実機を30日間無料で試せるキャンペーンを実施します。
対象製品のご紹介
EVO Cam HALO
本製品は、4Kの高解像度カメラを搭載したデジタル顕微鏡で、高度な照明調整機能を持っています。これにより、対象物の詳細をフルHDの4倍の鮮明さで捉えることができ、製造業や品質管理に大変有効です。特に、電子機器の製造における様々な材料の検査に適しています。
Mantis PIXO
アイピースレスの実体顕微鏡Mantis PIXOは、特に作業者の姿勢を改善する設計がなされており、頭を大きく動かさずに視点を変えられます。これにより、作業者の負担が軽減され、長時間の使用でも疲れにくくなります。また、メガネやゴーグルを装着したままでも検査可能です。
トライアルから期待される効果
新しい顕微鏡を導入することで、直接的な製品不良の低減や再検査の削減といった、明確なコスト削減が期待できます。しかし、それだけでなく、肩こりや首の痛み、目の疲れといった筋骨格系障害による生産性の低下や欠勤・休職の減少といった、目に見えないコストの削減も可能です。
トライアル参加企業には、精度や生産性に加え、従業員の満足度向上についても検証していただく予定です。
製品製造の背景にある企業理念
日本ヴィジョン・エンジニアリングは、1958年に英国で設立され、以来高品質の顕微鏡や測定機器を製造し続けています。その設計には、快適な作業環境を実現するための人間工学的配慮がなされています。今日では、90%以上の製品が海外へ輸出されるなど、国際的な評価を受ける存在となっています。
新たに発表された「EVO Cam HALO」と「Mantis PIXO」は、健康経営に貢献するとともに、労働環境の改善を図る機器として注目されています。この機会にぜひ無料トライアルにご応募いただき、新しい作業環境を体感してください。
お問い合わせ
詳細はキャンペーン事務局までお問い合わせください。また、日本ヴィジョン・エンジニアリングの公式ウェブサイトでも情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。