今治城で團十郎が舞う!
2024-07-10 16:34:20

日本三大水城「今治城」で市川團十郎が華麗なる舞踊を披露!プレミアム歌舞伎が実現

日本三大水城「今治城」で市川團十郎が華麗なる舞踊を披露!プレミアム歌舞伎が実現



日本三大水城の一つであり、日本100名城にも選ばれている「今治城」で、プレミアム歌舞伎の開催が決定しました。築城の名手・藤堂高虎公の築いた日本屈指の海城を舞台に、ライトアップされた荘厳な天守を間近に臨む特設舞台で、歌舞伎界を代表する名優・市川團十郎丈が2夜限りの華麗な舞踊を披露します。

市川團十郎が今治城に降臨!親子共演の「連獅子」は必見!



歌舞伎界を代表する名優であり、江戸歌舞伎の中心として300年以上続く大名跡「市川團十郎」を受け継ぐ市川團十郎白猿丈。今治での特別公演は、2014年6月に日本総鎮守として古来崇敬を集めてきた大山祇神社での「しまなみ歌舞伎」以来、実に10年ぶりとなります。

今回の公演の見どころは、愛息の市川新之助丈との親子による「連獅子」の共演です。歌舞伎舞踊を代表する名曲「連獅子」は、親獅子が仔獅子を谷に突き落とし駆け上がって来た仔獅子だけを育てるという故事をもとにしたもので、團十郎丈が親獅子、新之助丈が仔獅子に扮します。ライトアップされた今治城天守を背景に、クライマックスの華麗でダイナミックな毛振りは必見です。

今治城の魅力を活かしたインバウンド獲得へ



今治城は、江戸時代初期に当代一の築城の名手と謳われた藤堂高虎公によって築城されました。関ヶ原の戦いの戦功により伊予半国20万石を領した高虎公は、瀬戸内海の海上交通を掌握するため、海上を見渡せる海岸に今治城を築いたと言われています。当時は三重の堀を瀬戸内海につなげて海水を引き入れ、城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城でした。その後、明治維新により建造物のほとんどが取り壊され、内堀と主郭部の石垣を残すのみとなりましたが、近年、天守をはじめとする櫓、門などの再建が進み、現在は雄大な城郭が水上に浮かぶ素晴らしいロケーションを眺望することができます。夜間には、毎日ライトアップが実施され、お堀の水面に天守や石垣が映る幻想的な光景が演出されています。

スポーツ文化ツーリズム賞を受賞した今治城



今治城では、今治市内中心部のシンボリックな施設として様々なイベントが開催されてきました。ここ最近では、「高虎サミットin今治」「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」「今治シティマラソン」「今治クリテリウム」「サイクリングしまなみ2022」など、村上海賊、しまなみ海道等の地域文化・自然資源を活用した様々な文化・スポーツイベントが、横断的に実施されています。また、令和4年11月から今治港で始まった「せとうちみなとマルシェ」とも連携し、市内外からイベント参加者、観光客の取り込みにも成功しています。

こうした積極果敢な攻めの取り組みが評価され、スポーツ庁、文化庁及び観光庁が選考する「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」で本賞「スポーツ文化ツーリズム賞」を受賞しました。スポーツ文化ツーリズムとは、各地域のスポーツイベントと文化芸術資源を結び付けて、新たな地域ブランドを確立、発信することで、訪日外国人旅行者の増加や、国内観光の活性化を目指すものです。

今回のプレミアム歌舞伎も、今治市の貴重な観光資源である今治城と、日本の伝統的芸能である歌舞伎を組み合わせ、インバウンドをメインターゲットに開催するもので、今後はインバウンド向けツアー造成などへの展開を図ります。

今治城プレミアム歌舞伎公演情報



日時: 令和6年11月6日(水)、7日(木) 2日間
17:30開場 18:30開演 20:00終演(予定)
会場: 今治城特設舞台(今治市通町)
出演: 市川團十郎、市川新之助、ほか
演目: ご挨拶・素踊り・『連獅子』
座席数: S席800席 A席200席 計1,000席(2日間で2,000席)
料金: S席12,000円 A席9,000円(全席指定・税込)
チケット取扱: イープラス 7月13日(土)発売開始
ツアー取扱: 株式会社日本旅行
主催: 今治市、今治城プレミアム歌舞伎実行委員会

チケットご購入は「イープラス」のサイトよりお申し込みください。

関連サイト
今治市公式ホームページ: https://www.city.imabari.ehime.jp/
今治市戦略的情報発信プロジェクト: https://prtimes.jp/story/detail/xJQ2GZFz4EB
せとうちみなとマルシェ: https://setouchi-mm.com/
世界遺産劇場ホームページ: http://www.sekaiisangekijyou.com/imabari/


画像1

画像2

画像3

画像4

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。