未来のキャリアを見据えた新たな高大連携への挑戦
2024年10月16日、東京都墨田区のiUと東京都千代田区の神田女学園中学校高等学校が高大連携協定を締結しました。この取り決めにより、両校は教育における新たな可能性を探ることを目指します。
神田女学園中学校高等学校について
神田女学園中学校高等学校は、134年の歴史を有する私立女子校です。特色として、グローバル教育を中心としたカリキュラムを展開しており、生徒たちは探究型の学びを通じて知識やスキルを深めています。中学校では、全クラスが「グローバルクラス」として異文化理解を促進し、高校では3つの異なるコースを設けています。
1.
グローバルコース - 半年から2年の留学プログラムを提供。
2.
アドバンストコース - 国公立大学や難関私立大学への進学を目指す。
3.
キャリアデザインコース - 中国語、韓国語、フランス語から選択し、多言語教育を実施。
近年では、大学進学率が向上しに伴い、指定校推薦枠を増加させており、海外大学への進学実績も目立っています。また、約70校の大学と高大教育連携を行い、生徒の柔軟なキャリア形成を支援しています。部活動でも特にソフトボール部が数々の大会で優勝するなど、スポーツにも力を入れています。
高大連携協定の目的
新たに締結された高大連携協定では、神田女学園の生徒がiUで実施される授業を体験し、実際に学問や研究、スポーツ、文化などの分野に触れることで、進路やキャリア選択における意識を高めることが期待されています。この協定に基づいて、体験授業やキャンパス訪問の機会が提供されることで、生徒たちの興味を広げ、探究活動の深化をサポートします。目指すは、実社会の課題解決に向けた主体的な学びです。
未来に向けた取り組み
iUでは、進化する教育のニーズに応えるため、連携協定を通じて、神田女学園中学校高等学校と共に新たな教育モデルを構築しようとしています。この取り組みは、生徒たちがより一層グローバルな視点を持ち、将来のキャリアを見据えて行動するきっかけとなるでしょう。
高大連携の取り組みは将来的にもさらなる拡大が期待されており、生徒たちの活躍が楽しみです。神田女学園の校長、芦澤康宏氏とiUの学長、中村伊知哉氏が信じているように、未来の世代に向けた教育は進化し続けます。彼らの協力により、新たな学びの可能性が広がり、地域社会や国際社会に貢献する人材が育つことが期待されています。
このように、神田女学園中学校高等学校とiUの連携協定は、生徒たちにとって大きなチャンスとなるでしょう。今後の展開が待ち遠しいです。