MOSHが世界に挑む。Pensight買収で広がる可能性
MOSH株式会社が新たな一歩を踏み出しました。東京都渋谷区に本社を構え、個人がオンラインでサービスを販売できるプラットフォームを運営する同社は、米国のクリエイター向けプラットフォームであるPensightを買収しました。この取引は単なる市場拡大の枠を超え、MOSHが掲げる「情熱がめぐる経済」というビジョンの国際的な具現化を目指すものです。
買収の狙いと背景
MOSHは、2017年の創業以来、個人クリエイターが自身のスキルや情熱を生かして事業を展開できるストアフロント型プラットフォームを提供し、国内で8万人以上のクリエイターが登録しています。その中で、年間流通総額は150億円を超えており、成功したビジネスモデルを確立しています。
Pensightは、個人が自身の知識や経験をオンラインで提供し、それを収益化できるプラットフォームとして欧米市場で展開しており、特に英国での成功が目覚ましい企業です。この二つの企業が手を組むことで、個人クリエイターが新たな価値をもたらす可能性が広がります。これにより、MOSHは日本国内から国際市場へとその影響を拡大し、文化や価値観が異なる国々でも通用するプラットフォームを整えることを目指します。
M&Aの詳細
本件の買収は、2025年11月7日に契約が締結されました。Pensightの創業者であるTitas Sokolovas氏とTomas Cerskus氏との対話の様子はドキュメンタリー映像として公開されており、日本発のスタートアップが国際的なM&Aを実施する様子が垣間見えます。これを通じて、MOSHは自身のブランドだけでなく、国際的に広がるクリエイターエコノミーの実現に向けて力を入れていく考えです。
未来の展望
MOSHは、今回の買収を契機に海外市場での展開を本格的に進めることを発表しています。具体的には、以下の6つの要点を中心に活動を進めていく意向を示しています。
1.
グローバル展開の推進
Pensightのプロダクトやノウハウを活用し、米国・欧州・APAC地域への展開を加速させます。
2.
指名経済OSの強化
クリエイターがより専門性を発揮できる環境を整え、インフラの高度化を目指します。
3.
Creator as a Service事業拡大
様々な専門家の支援を行う新プロダクトを開発し、クリエイターの価値を最大化します。
4.
相互補完によるプロダクトの強化
両社の強みに基づき、製品の最適化を進めます。
5.
海外チームの構築
現地採用を含めた組織基盤を整え、グローバルな運営を実現します。
6.
国境を越えた価値提供
日本のクリエイターが海外ユーザーにサービスを提供する環境を整えます。
関係者の声
MOSHのCEOである籔和弥氏は、「世界中の人に使われるプロダクトを作りたい」との熱意を込めており、Pensightとのシナジーを通じてワールドクラスのプラットフォームへと成長することを期待しています。一方、Pensightの創業者たちも、日本市場でのMOSHの成長を称賛し、共に進化していくことに高い期待を寄せています。
会社概要
MOSH株式会社は、国内唯一のオールインワンプロダクトを提供しており、現在80,000人以上のクリエイターがそのプラットフォームを利用しています。今後は、さらなるグローバル展開を通じて、新たな価値を創出することを目指しています。
公式ウェブサイト:
MOSH