デフィデ株式会社が新しい特許技術を発表
AIエンゲージメントサーベイ「生成AIワークバリュー・スコア分析」を提供するデフィデ株式会社が、特許第7663924号にあたる新技術「アンケートの回答結果を表示するプログラム、装置及び方法」を取得した。この技術は、エンゲージメントサーベイの回答結果を多次元ダッシュボード上で瞬時に可視化するものであり、特に組織の強みと課題を明らかにするのに役立つ。
特許取得の背景
Gallupのリポートによると、2024年のグローバルな従業員エンゲージメント率は21%に低下すると予測され、低エンゲージメントによる経済的損失は年間8.9兆ドルに達する見込みだ。エンゲージメントの向上を図るには、企業がサーベイの結果をいかに迅速かつ深く分析できるかにかかっている。
しかし、従来の方法では、サーベイの結果を分析しアクションを導き出すまでに膨大な時間とコストがかかっていた。特に自由記述の回答を分析するためには、コンサルタントに依存することが多く、数週間から数ヶ月を要することが一般的だった。この新技術はそのボトルネックを打破することを目指している。
特許技術の概要
デフィデが取得した特許技術の特徴は、通常のスコアではなく、期待度、満足度、バリューインデックス、ワークバリュースコア、信頼度スコアの5つの独自指標を算出することにある。これにより、組織のエンゲージメントをより多角的に捉えることができる。特に注目されるのは「バリューインデックス」で、期待度と満足度のフィットやギャップをパーセントで示す指標だ。
5つの独自指標
特許技術は主に以下の5つの独自指標を提供する:
1.
期待度(スコア:1〜5点):組織に対する将来の期待を測定。
2.
満足度(スコア:1〜5点):現行の職場環境や仕事内容への満足度を測定。
3.
バリューインデックス(スコア:20〜180%):期待度と満足度のフィット感を示す。100%が理想的な状態。
4.
ワークバリュースコア(スコア:1〜5点):期待度、満足度、バリューインデックス、感情分析を統合したスコア。
5.
信頼度スコア(スコア:0〜100%):AIが回答の信頼性を検証。
可視化機能と分析
この特許技術は、即座に可視化される結果に基づいて、特定の領域での改善点を直感的に把握できる。たとえば、「期待度」と「満足度」のギャップが60%未満の項目は赤色でハイライト表示され、企業は迅速なアクションを取りやすくなる。また、自由記述の分析ではAIが感情を把握し、ポジティブ・ネガティブのトーンを自動判定する。
経営者へのインパクト
代表取締役の山本哲也氏は、「従来のサーベイは結果が届く遅さや、何を改善すればよいか分からないという不満が多かった。この特許技術によって、回答後すぐに具体的な改善提案が届く仕組みを整えた」とコメントしている。これにより日本のエンゲージメント向上に貢献できると確信を述べている。
会社情報
デフィデ株式会社(DEFiDE Inc.)は東京都港区に本社を置くAI/DXコンサルティング企業で、戦略的AIコンサルティングや生成AI基盤構築支援を行っている。今後もエンゲージメントの重要性が高まる中、このような新技術がどのように企業の変革を促すのか、注目していきたい。
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