Spendia新機能追加
2024-08-01 17:41:19

TIS、クラウド経費精算システム「Spendia」を大幅強化し新機能17種を追加

TIS、Spendiaに新機能を追加



TIS株式会社が新たに提供を開始したクラウド型経費精算システム「Spendia」に、請求書発行機能や全銀EDIシステム(ZEDI)に対応した機能など、合計17の新機能が追加されました。このアップデートは、2023年に導入されたインボイス制度に対応する形で進められ、経理業務の効率化が期待されています。

Spendiaの特徴と背景



「Spendia」は、TISが20年以上にわたり提供してきた経費精算の専門知識と、日本の商習慣に基づいて設計されたクラウドサービスです。SaaS型でありながら、大企業のニーズに応える機能が豊富で、スマートフォンから経費精算を簡単に行える点がユーザーに支持されています。新機能の追加は、2023年の電子帳簿保存法改正に伴うもので、デジタル化が求められる現代のビジネスシーンにおいて不可欠な対応となっています。

特に、企業間取引のデジタル化が進む中、多くの企業がインボイス制度に対応するための経理業務の負担を強いられています。TISは、この課題に対処するため、「Spendia」を通じて、請求書の受領から発行までの一連のプロセスをデジタル化し、業務の効率化を実現しようとしています。

新機能の詳細



新たに追加された主な機能として、以下の3つが挙げられます。

1. 請求書発行機能の追加



取引先に向けた請求伝票の作成やインボイス発行が可能になり、請求書の受信から発行までを網羅。請求書のデザインや申請・承認フローも自由にカスタマイズでき、簡単にPDFを出力・ダウンロードすることができます。これにより、請求書関連業務の負担を大幅に軽減します。

2. ZEDI対応



全国銀行資金決済ネットワークが定めたZEDIに対応することで、受領したデジタルインボイスをもとに自動で銀行振込データを生成。これにより、受取企業は振込データから取引内容を確認できるため、煩雑な問い合わせが減少します。

3. 入力項目間の連動制御



過去に入力した情報を基に必要な項目の表示を自動制御し、規定やポリシーに従ったデータを自動入力。これにより、入力ミスの減少とコンプライアンスの向上が期待できます。

提供価格と今後の展望



これらの新機能は、基本的なサービスの一部として提供されます。今後、TISは経費精算業務だけでなく、債権・債務管理などの領域にも展開していく予定で、更なる経理業務の効率化を推進します。こうした取り組みを通じて、企業のデジタル化や業務改善をサポートし、持続可能な成長へとつながることを目指しています。

TIS株式会社とその想い



TISは、金融、産業、公共、流通サービス分野において、多様な業種のビジネスパートナーとして、あらゆる経営課題に向き合い、ITを活用した成長戦略を支えています。50年以上にわたり培った業界知識とIT構築力を活かし、日本国内外の社会と共創し、より良い社会の実現を目指しています。

今回の新機能追加により、「Spendia」は更なる業務効率化を実現し、多くの企業が直面する経理業務のデジタル化に寄与することでしょう。詳しい情報はTISの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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