言葉とジェンダーの未来
2025-05-29 17:06:28

言葉が紡ぐ未来:大阪・関西万博でジェンダー意識の変革を探るスコープ主催の特別対談

大阪・関西万博という未来を志向する国際的な舞台で、言葉とジェンダー意識の深遠な関係を探る画期的なトークセッションが開催されます。主催は、発想力と実現力で未来に貢献することを目指す株式会社スコープ。彼らが掲げるパーパス「発想力と実現力で未来からほめられる仕事を」を体現するこの取り組みは、私たちを取り巻く社会の根源的な変化を、言葉と表現の進化という視点から見つめ直す貴重な機会となるでしょう。

2025年5月30日(金)、大阪・関西万博内「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier『WA』スペース」にて、午後12時から午後2時20分まで開催されるこの特別企画は、「言葉とジェンダー意識 〜変革への道筋〜」をテーマに、多様な視点から未来のコミュニケーションのあり方を議論します。定員は80名と限られており、リアルでの対話のみに焦点を当てた、密度の高いセッションが期待されます。参加は無料ですが、別途万博入場券が必要であり、事前の来場予約が推奨されています。

本セッションのモデレーターを務めるのは、株式会社スコープが今年3月に立ち上げた社会共創型クリエイティブブティック「LENS」のエグゼクティブ・クリエイティブディレクター、藤井徹氏です。広告の力を通じて社会課題の解決に挑むLENSの思想を体現する藤井氏は、長年にわたり国内外の主要な広告賞で審査員を歴任し、数々の受賞歴を持つ、まさに言葉とクリエイティブのプロフェッショナル。彼の鋭い洞察力と豊かな経験が、議論の舵取りを担います。

そして、この対談を彩るゲストスピーカーは、世界を股にかけて活躍するフォトグラファーのレスリー・キー氏と、多岐にわたる分野で難解なコミュニケーションを円滑にする通訳家、菊池葉子氏という、まさに異彩を放つお二人です。

シンガポール出身のレスリー・キー氏は、アート、ファッション、広告といった領域で、その革新的な視点と独創的な表現力で世界の注目を集めてきました。東日本大震災のチャリティ写真集『LOVE & HOPE』で高い評価を得るなど、社会的なメッセージを作品に込めることにも積極的です。彼の作品は、個々の被写体が持つ内なる輝きや多様性を引き出し、見る者に強い印象を与えます。異なる文化や背景を持つ人々と向き合う彼の視点から、言葉が時代と共にどのようにジェンダー意識を映し出し、社会を動かしてきたのか、その深い考察が期待されます。

一方、通訳家の菊池葉子氏は、医療・科学技術、経済・ビジネス、そしてスポーツの現場に至るまで、多岐にわたる専門分野でコミュニケーションの橋渡しを担ってきました。宇宙生体医工学から北京オリンピックの記者会見、はたまた企業研修まで、その活躍の幅は計り知れません。言葉のニュアンス、文化的背景、そして専門用語の壁を乗り越え、正確かつ感情豊かに情報を伝える彼女の技術は、まさに言葉の力を知り尽くしていると言えるでしょう。言葉が持つ多義性や、それが生み出す無意識の偏見にどう向き合うかについて、実践的な視点からの示唆を与えてくれるはずです。

本セッションでは、言葉という手掛かりを通して、これまで意識されなかったり、あるいは固定化されてきたジェンダーに関する偏見や常識がどのように形成され、変容してきたのかを紐解きます。登壇者それぞれの専門性と経験に基づいた議論は、表現の進化をジェンダー視点から捉え直し、無意識のうちに内在する偏見を乗り越え、より自由で平等な社会を築くための具体的なヒントを私たちに提供してくれるでしょう。

「言葉とジェンダー意識 〜変革への道筋〜」というテーマは、まさに現代社会が直面する重要な課題であり、持続可能な未来を築く上で避けて通れないものです。この貴重な対話の場に参加し、言葉の持つ無限の可能性と、それが切り拓く未来のコミュニケーションの姿を共に考えることは、私たち一人ひとりの意識を変え、より良い社会の実現に向けた一歩となるに違いありません。多様な視点と深い考察が交錯するこのセッションは、大阪・関西万博における最も注目すべきイベントの一つとなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社スコープ
住所
東京都千代田区富士見2-10-2飯田橋グラン・ブルーム 28階
電話番号
03-3556-7610

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