理不尽クレームの対処法
2025-03-13 16:21:46

エンジニアが語る!理不尽クレームとその対処法について

エンジニアが語る理不尽なクレームとその対処法



ソフトウェアの開発が進む現代、ITエンジニアたちが日々直面するのは、技術的な課題だけではありません。近年、エンジニアは理不尽なクレームにも対応しなければならず、その頻度は高まっています。バルテス・ホールディングス株式会社が実施したアンケートによると、エンジニアの46%が「製品の品質」に関するクレームを経験していることがわかりました。この現象を掘り下げ、実際に寄せられた事例とその対処法を探ります。

調査の背景



2025年に向けた調査では、企業のシステム障害が増加しています。例えば、大手銀行や航空会社、食品製造会社のシステムがダウンし、これが社会に広範な影響を及ぼすケースが多く見られます。このような状況下では、エンジニアに対し、問題を即座に解決することが求められますが、 ITに詳しくない顧客から見れば、その過程や時間が理解されず、エンジニアに全ての責任がなすりつけられることも少なくありません。

バルテスでは、エンジニアが経験した理不尽なクレームを明らかにするため、「Qbook」を通じてアンケート調査を実施しました。調査結果から、クレームの具体例と、エンジニアがどう対処したのかを紹介します。

理不尽なクレームの実態



アンケート結果によると、最も多かったクレームは「製品の品質」に関連するもので、次いで「スケジュール・納期」に関するものが挙げられました。これらはエンジニアにとって非常に厳しいものです。

事例1:無理な追加作業
テストエンジニアの35歳男性は、生産性の向上に伴い進捗がプラスになっていたにもかかわらず、顧客から「工数余っているでしょ?」と追加作業を求められるケースに直面しました。

事例2:変更による納期超過
20代のWebアプリエンジニアが、短期間のプロジェクトで追加機能の変更に直面。何度も納期延長の必要性を訴えるも根性論で却下され、結果的に納期を超過。彼は、証拠としてチャット履歴を残しておいたことで何とか事なきを得ました。

事例3:システム環境に起因するクレーム
50代のシステムエンジニアは、提供したシステムに関するクレームを受けました。調査の結果、原因は顧客のネットワーク環境によるものであったものの、顧客は理解せず、システム改善を要求。最終的にエンジニアは特別な対応を余儀なくされました。これはエンジニアにとって非常に厳しい理不尽な要求です。

新卒エンジニアへのアドバイス



4月から新たにエンジニアとして勤務する方々へ、過去の経験を踏まえた先輩エンジニアのアドバイスを共有します。

  • - 記録の重要性
顧客とのやり取りはエビデンスとして必ず記録を残しましょう。口頭での約束は誤解を招くことが多いので、文書化することが大切です。

  • - 連携の重要性
一人で抱え込まず、上司や他部署と連携をとるように心掛けましょう。リスクが発生する前に対策を打つことが大変重要です。

  • - 冷静な対応を心掛けること
トラブルに遭遇した際は冷静に状況を把握し、必要な対応を取ることが求められます。感情的にならず、言葉を選んで冷静に主張を行いましょう。

今後も問題解決のための知識や経験を重ね、エンジニアとして成長していくことを期待しています。バルテスでは、これらの学びを次世代に伝えていく活動を行っています。


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会社情報

会社名
バルテス・ホールディングス株式会社
住所
大阪市西区阿波座1-3-15関電不動産西本町ビル8F
電話番号
06-6534-6570

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