障害学生向けの新しい就職支援プラットフォームが全国拡充
株式会社エンカレッジが運営する「家でも就活オンライン カレッジ」、略して「家カレ」は、障害を抱える学生に特化したキャリア支援プラットフォームです。2024年8月に参画大学の数が50校を超えたことが発表されました。この拡充は、障害のある学生がより多くの選択肢を持ち、就職活動を行う上での支援が全国規模で強化されることを意味しています。
プラットフォームの概要
「家カレ」は、自宅にいながら多様なキャリア支援を受けることができるオンラインの教育プラットフォームです。初期段階では京都大学を含む22の大学と6社の企業が参画してスタートしましたが、その後の成長により、現在は50を超える大学がこのプラットフォームに参加しています。これにより、学生たちは全国どこにいてもキャリア教育を受けられるようになっています。
支援内容の充実
「家カレ」で提供される支援コンテンツは多岐にわたります。具体的には、キャリアワークショップや企業の人事担当者との座談会、実務体験を行えるオンラインインターンシップなどがあります。これらは全て無償で提供されており、学生が安心して参加できる環境が整っています。また、支援者同士のネットワーキングや情報共有を促進するための場も設けられており、大学間での支援に関する連携が強化されているのです。
大学支援者向けの勉強会
また、「家カレ」では定期的に大学支援者向けの勉強会も開催しています。2024年8月には全国から30名以上の大学支援者が集まり、障害学生支援に関する意見交換が行われました。このような勉強会は、参画大学間の交流を深めるだけでなく、支援者のスキル向上にも寄与しています。お互いの知見を共有し合うことで、障害学生への支援の質を高める取り組みが行われています。
今後の展望
「家カレ」の運営は今後も拡大していく予定です。2024年度内にはさらに多くの大学が参加する見込みで、障害を持つ学生がより安心してキャリア形成に取り組める機会が増えるでしょう。このプラットフォームが拡充されることで、学生たちの就職活動において、より多様な選択肢や支援が確保されることが期待されています。
全国の大学と企業が協力し、障害学生のキャリア支援を革新する「家でも就活オンライン カレッジ」。そのさらなる発展から目が離せません。
参考リンク
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広報担当: 窪、遠藤
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