「なんでそんなん!?第二弾」イベント概要
開催日と形式
2025年11月5日(水)にオンライン形式で開催される「なんでそんなん!?第二弾」は、子どもの独自の「はみ出し」を宝物に変えることをテーマにしたイベントです。時間は20:00から21:30まで。参加費が必要なこのイベントは、教育現場での多様性を理解し、ユーモアをもって取り組む機会を提供します。
児童・生徒の多様性を受け入れる
現代の教育現場では、別室登校や不登校の生徒、発達特性を持つ子どもたちが増加しています。その中で、従来の「普通」に当てはめようとする力は未だに強く、子どもたちの特性はしばしば問題視されがちです。しかし、今回の講座では、そのような「違い」をポジティブに捉え直し、子どもたちのユニークさや個性を「魅力」や「つながり」に変換する手法を紹介します。
講演と対話セッション
講座では、通級始動教室での日常生活を例に、実際にどのように子どもたちの行動を問題としてではなく、価値として認識するかを語ります。多くの教育者が「その子らしさ」を引き出すのは容易ではありませんが、現場での実践を通じて得られた知見を共有することで、参加者一人ひとりが明日からのクラス運営に活かせるヒントを見つけることができるでしょう。
「なんでそんなん楽会」について
さらに、11月19日(水)には、フリーの「なんでそんなん楽会」が開催されます。この夜のイベントでは、自分のクラスの面白いエピソードを共有し、教室の雰囲気を楽しくするアイディアを交換し合いましょう。参加費は無料です。
イベントへの参加方法
参加を希望される方は、以下のリンクから各イベントへの申し込みが可能です。
髙松智行先生の紹介
講演を担当する髙松智行先生は、公立小学校の教師として活躍されており、子どもたちとの関わりを深める教育プロジェクトを多数実施しています。西浜市にて小中学生のためのユニークなプログラムを展開しており、「なんでそんなんプロジェクト」での運営経験も豊富です。
「なんでそんなんプロジェクト」とは
このプロジェクトは、人々の行動をできるだけ前向きに、楽しく捉える手法を探求しています。毎日遭遇する「よくわからないこと」を「違い」と認識し、そこからユーモアと共に新たな意味を見出す試みです。教育者が抱える葛藤や悩みを、ポジティブな形で乗り越える助けとなるこのイベントで、子どもたちの「違い」がどのように宝物に変わるのか、一緒に学んでいきましょう。
参加者必見
本イベントは、教室での「違い」を前向きに受け止めたい教育者や、子供たちの行動を面白さの視点で見つめ直すことに興味のある方に最適です。ぜひこの機会に、教育の多様性を理解し、楽しく探求する場に足を運んでみませんか?