建設現場のデジタルトランスフォーメーションを加速する新たなサービス
2023年10月、株式会社シーティーエス(CTS)は、建設現場での生産性向上を目指し、遠隔臨場サービス「GENBAコネクトneo」をリニューアルしました。このサービスは、建設ICTの専門企業としての豊富な経験を活かし、「ブレない」「傾かない」「歪まない」現場の可視化を実現します。これからの建設現場に求められる新しい解決策の一つとして、注目されています。
リニューアルのポイントと新機能
1. 高画質フルHDに対応したカメラ機能
リニューアルされた「GENBAコネクトneo」は、ザクティ社の高性能ウェアラブルカメラを採用し、高画質なフルHD映像を実現しました。この映像技術により、遠隔地からでも現場の詳細を把握しやすくなり、手戻りのリスクを軽減できます。また、ブレ補正や水平維持機能を搭載しているため、どんな状況でも安定した映像を提供します。
2. ユーザーフレンドリーなWebブラウザ対応
専用アプリのインストールが不要になり、Webブラウザから簡単にアクセスできるようになりました。直感的なユーザーインターフェースにより、PCやタブレットの操作に不慣れな方でも安心して利用可能です。これにより、誰でも手軽に遠隔臨場を利用できる環境が整いました。
3. 現場作業への最適化
作業員の安全を考慮したヘルメット専用マウントにより、両手が自由になり、安全に作業ができる設計となっています。ワンプッシュでのカメラ部分の脱着が可能で、接写やスケール確認もスムーズに行えます。加えて、独自の帯域制御技術により、厳しい通信環境でも高い解像度と音質を保つことができます。音声サンプリングも向上し、円滑なコミュニケーションを可能にします。
スタンダード機能で業務効率を向上
「GENBAコネクトneo」には、業務効率を高めるための多彩な機能が標準装備されています。たとえば、臨場の様子を録画し、後の報告書作成や社内教育に活用できる録音・録画機能があります。また、資料や画面のリアルタイム共有、CADデータの共有など、多角的な情報伝達をサポートする機能も搭載されています。
全国的なサービスの展開とサポート体制
「GENBAコネクトneo」はレンタル形式で提供され、オプション機器も要望に応じてレンタルできます。全国31支店のネットワークを活かしたサポート体制が整っており、導入から運用まで安心して利用できる環境を提供しています。
ブレない未来の建設現場を目指して
この新しいサービスの開発は、2021年からの「GENBAコネクト」の効果を受けてのものです。お客様のニーズに応え、より高画質な映像や複数人同時通話機能を実現したことは、建設業界における生産性向上に寄与することでしょう。
株式会社シーティーエスは、今後もさらなる進化を目指し、支援者と現場をリアルタイムでつなぐ環境を提供し続けます。これにより、建設DXの普及を加速し、業界全体の発展に貢献していく考えです。