プロセッコ月間2024の詳細
2024年8月1日から31日まで、日本全国で「プロセッコ月間」が開催されます。このイベントは、イタリアのスパークリングワイン、プロセッコDOCの認知度を高めるために、プロセッコDOC保護協会が主導しています。特に今年は、過去最多の235店舗が参加することが決まり、ワイン愛好家やグルメな方々にとって、見逃せないイベントとなるでしょう。
プロセッコDOC保護協会について
プロセッコDOC保護協会は、プロセッコDOCの生産を監督するために設立された生産者団体で、2009年からその活動を開始しました。彼らは、プロセッコDOCの品質基準を守るために、ワイナリーやブドウ農家と協力し、国際的にその魅力をアピールしています。特に日本においては、イタリア大使館の貿易促進部と連携し、2017年から本格的なプロモーション活動を実施しています。
参加店舗とキャンペーン内容
今年のプロセッコ月間には、オントレードとして199店舗、オフトレードとして36店舗が参加しています。参加店舗では、特製のプロモーショングッズやパンフレットを用いて、さまざまなイベントや試飲会が開催され、消費者にプロセッコDOCの多様なスタイルを楽しんでもらう機会を提供します。
提供されるプロセッコDOCの代表的なブランドには、アルベルト・ナニやボッテガ、ミオネットなどがあり、それぞれのワインには独自の魅力があります。消費者はそれらを飲み比べる機会も楽しめ、プロセッコDOCの素晴らしさを肌で感じることができるでしょう。
プロセッコDOCとは?
プロセッコDOCは、イタリア北東部で生産されるスパークリングワインで、グレラ種のブドウを85%以上使用しています。その特徴的な泡立ちや香り、フレッシュな味わいは、多くのファンを魅了してやみません。また、プロセッコDOCにはスプマンテ(発泡)、フリッツァンテ(微発泡)、スティル(無発泡)の3つのスタイルがあり、そのバリエーションが豊かさを生み出しています。
プロセッコDOCロゼの登場
2020年からは新たにプロセッコDOCロゼの生産が認可され、今後の市場での重要性が期待されています。ロゼはスプマンテスタイルで造られ、グレラ種とピノ・ノワール種のブドウを使用。特にイチゴやラズベリーの風味が、フレッシュさを一層引き立てています。
最後に
プロセッコ月間は、イタリアの高級ワインを日本で手軽に楽しめる特別な機会です。興味のある方は、ぜひ参加店舗に足を運び、多彩なプロセッコを味わってみてください。また、公式サイトでは参加店舗のリストやワインの詳細な情報も提供されていますので、事前に確認しておくことをお勧めします。プロセッコDOCの魅力を存分に楽しむ良いチャンスです。直ちにカレンダーに印を付けておきましょう!