青森市での『Rethink Creator PROJECT』青森セミナーの開催をレポート
2025年7月3日、青森県青森市にて『Rethink Creator PROJECT』の青森セミナーが青森市と青森商工会議所の共催により開催されました。デザインや地域情報発信に関心を寄せる49名が集まり、青森市の魅力を再発見する貴重な機会となりました。
セミナーの目的と雰囲気
このプロジェクトは「クリエイターの地産・地消による地域創生の実現」をテーマとしており、参加者はクリエイティブな観点から地域の魅力を表現することを目的としています。今回は、仙台市を拠点とするデザイナー、大久 僚一さんと山崎 祐樹さんが講師として参加し、それぞれの専門的な技術と視点を伝えました。セミナーは初心者でも楽しめる内容で構成されており、参加者たちが実際に手を動かしながら学ぶことができる環境が用意されました。
魅力的なポスター制作ワークショップ
セミナーの中では、参加者がグループに分かれ、「青森市の魅力」をテーマにしたポスターを制作するワークショップが行われました。参加者は「ベイエリア」や「浅虫温泉」、「味噌カレー牛乳ラーメン」といった題材に基づき、それぞれの魅力を伝えるキャッチコピーを考え、山崎さんがその場でデザインを行います。デザインのプロの手による制作過程を間近で見ることで、参加者はデザインが持つ力を深く理解することができました。
高い満足度
アンケート結果では、参加者の満足度はなんと97.8%に達しました。感想には「新たな視点で青森市を見ることができた」「他の参加者との交流が刺激的だった」といった声が寄せられました。さまざまな年代や背景を持つ参加者同士が意見交換をすることで、情報発信やデザインへの興味が芽生えたようです。
講師のメッセージ
進行役の大久さんは、AIが進化する中で人の声を発信することの重要性を強調し、「Rethink」の理念を活かして今後も発信を続けてほしいと述べました。また地域講師の山崎さんも、「地元に良いものがたくさん存在することを再認識し、それを正確にターゲットに伝える方法を考える機会にしてほしい」と参加者に呼びかけました。
今後の展望
今回のセミナーで制作したポスターは、青森市庁舎や市内の大学などで掲出される予定です。また、参加者たちがそれぞれの視点で考えた内容は、公式サイトやSNSでも公開されるとのことです。今後もこのような取り組みを通じて、青森市の魅力と地域創生が進んでいくことを期待しています。
『Rethink Creator PROJECT』について
このプロジェクトは、クリエイターの視点から地域の課題を解決しようとする取り組みであり、日本各地において地域創生を促進しています。青森市においても、このプロジェクトを通じて地域の資源を活かし、新たなクリエイターを生み出す活動が続けられることでしょう。