兄弟経営の挑戦
2025-11-18 15:07:12

若き兄弟が老舗を再生!書籍『兄弟経営2.0』の全貌に迫る

若き兄弟経営者の挑戦を描いた『兄弟経営2.0』



2025年11月30日に出版予定の書籍『兄弟経営2.0 -23歳と20歳—若き兄弟が挑む老舗企業のアップデート-』は、愛知県刈谷市に本社を有するハタス株式会社の若き兄弟経営者、塚本龍生氏(25歳)と塚本宗万氏(22歳)による共著です。本書では、創業95年・年商54億円の老舗企業を突然引き継いだ兄弟の2年間の軌跡が赤裸々に綴られています。

突然の事業継承



2023年12月28日、兄弟は父親から経営を引き継ぐこととなりましたが、その過程は一般的な事業継承とは異なり、多くの困難が待ち受けていました。父親は後継者教育を行うことなく、多額の退職金を受け取って退任。その結果、会社は資金繰りに苦しむことになります。続いて、兄弟が新しい経営方針を打ち出すも、元役員や社員が退職し、瞬く間に企業は崖っぷちに立たされました。

苦境からの立ち直り



本書では、極限の状況から企業を再生させるために奮闘した兄弟の実績が詳細に記録されています。内容は全6部構成で、「お客様が教えてくれた答え」から始まり、それぞれの役割分担や経営理念の確立など、実践を通じての学びが展開されています。また、兄弟双方の強みを活かし、互いを支え合う新しい経営スタイル「兄弟経営2.0」を確立しました。

新しい経営スタイルの構築



塚本龍生氏は「羊飼い」として全体を見守り、塚本宗万氏は「牧羊犬」として実務を支えるという独特の役割分担を行っています。この2人の信頼関係は、企業の基盤を強化する要因となり、「お客様利益の最大化」を追求する理念が経営に深く根付いています。

実践的な教訓



本書の特筆すべき点は、成功談だけでなく、経営者として直面した失敗や学びも赤裸々に紹介されています。特に、役員の離職や社員へのコミュニケーションの失敗は、リアルな経営の姿を浮き彫りにしており、後継者経営者にとって価値ある実践的ガイドとなるでしょう。

未来を見据えた「100年100億プロジェクト」



ハタス株式会社は、創業100年を迎える2030年に向けて、売上100億円を目指す「100年100億プロジェクト」を推進中です。本書の出版は、そのプロジェクトの一環として位置づけられています。塚本龍生氏は「本書が次世代のリーダーや経営者に貢献することを願っています」とコメントしています。

このように、若き兄弟経営者の挑戦は、ただの企業再生にとどまらず、未来を見据えた経営のトレンドを示しています。実際の経営場面での経験を通じて、彼らがどのように成功を収めていくのか、その過程が注目されます。

書籍情報


  • - タイトル: 兄弟経営2.0 -23歳と20歳—若き兄弟が挑む老舗企業のアップデート-
  • - 著者: 塚本龍生、塚本宗万
  • - 発売日: 2025年11月30日
  • - 価格: 1,650円(税込)
  • - 予約購入ページ: Amazon

会社概要


  • - 会社名: ハタス株式会社
  • - 代表者: 塚本龍生
  • - 設立: 1930年
  • - 所在地: 愛知県刈谷市熊野町
  • - 事業内容: 建設・不動産業
  • - URL: ハタス株式会社


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会社情報

会社名
ハタス株式会社
住所
愛知県刈谷市熊野町4-75-1
電話番号
0566-23-5749

トピックス(経済)

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