パルシステム、国内産小麦をすべて使用した食パンを提供開始!
パルシステム連合会が新たな取り組みをスタートさせて話題です。2023年9月30日から、これまで外国産の小麦を使用していた「こだわり酵母食パン」の原材料を、日本国内で生産された小麦にすべて切り替えることが発表されました。この決断は、利用者からの強い要望に応えたものとのこと。長年愛されてきたこのロングセラー商品が、新たな地元産の味わいでもっと親しまれることになるでしょう。
利用者の声に応える形での国産小麦への切り替え
「こだわり酵母食パン」は、1980年代から続く人気商品。このパン作りにおける国産小麦の使用比率は、2024年度には70%に達する見通しです。これにより、パルシステムのパン製造会社、(株)パルブレッドが手がける国産小麦の使用比率も上昇し、利用者の期待に応えていく形となります。
原材料の変更に至るまでの道のり
この国産小麦への変更は、約3年前から始まりました。初期段階から、国産小麦に最適な製造技術の習得に取り組んできた結果、製パン研究が行われたのです。また、北海道産小麦を中心に、各地の生産者と連携しつつ、製粉会社とともに品質や価格の安定を図り、商品化に成功しました。利用者からは「小麦の香りが豊かで、食感もいい」といった声が上がっています。
国産小麦の食パンを楽しむために
この新たに進化した「こだわり酵母食パン」は、厳選された材料で作られています。原料は小麦粉、ホシノ天然酵母、砂糖、食塩というシンプルな構成。これにより、「小麦本来の味が楽しめる」と利用者から高評価を得ているのです。製造はほぼ手作業で行われるため、製品の質にもこだわりが感じられます。トーストした時の香ばしさとパリッとした食感が、「こだわり酵母食パン」の魅力と言えるでしょう。
商品詳細
「こだわり酵母食パン」には1斤(5枚切り)と1.5斤のサイズがあり、価格はそれぞれ238円(税込257円)、348円(税込376円)です。消費期限はお届け日を含めて3日間と、取り扱いにも便利です。常温保存できるため、日常の食卓にもぴったりです。
商品サイトで詳しい情報を確認できます。
このように、パルシステムの取り組みは、味だけでなく地域の経済にも貢献する形で進化しています。国産小麦を用いた食パンが普及することで、日本の農業にも新たな活力が生まれることが期待されます。そして、これからも利用者の信頼に応え続ける「こだわり酵母食パン」にも大いに注目です。