守谷高校の挑戦
2025-09-09 13:38:25

守谷高校が国際支援に挑む「SDGsカルタ」の活動

茨城県立守谷高校が注目される理由



茨城県立守谷高校が取り組んでいる「SDGsカルタ」は、地域を越えて国際社会に影響を与える教育プロジェクトとして、注目を集めています。このプロジェクトは、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの主導により、全国の学校と連携しながら平和教育を推進しています。

1. カルタ制作の背景


なかよし学園プロジェクトは、学生の学びを地域や国際社会に還元することを目的に、平和・SDGs・環境問題をテーマにした「なかよしカルタ」を制作。こうしたカルタは、遊びながら学べる教育ツールとして、特に紛争や貧困に苦しむ地域の教材として利用されます。茨城県立守谷高校もこの取り組みの一環として、SDGsカルタを活用し、ケニア、シリア、ルワンダの現地教育機関に届けています。

2. 守谷高校での実績とフィードバック


2025年9月8日、守谷高校にて行われた講演会では、なかよし学園の代表である中村雄一氏が登壇し、カルタがどのように各国で利用されているかを発表しました。ケニアでは環境や平和について考える授業の教材として採用され、シリアやルワンダでは、現地の子どもたちが平和への願いを共有する場として活用されています。こうした成果は、参加した生徒たちにも大きな影響を与えました。

3. 手紙と折り鶴の交換による絆


講演会では、シリアの子どもたちからの手紙や折り鶴が生徒代表に手渡される特別な瞬間がありました。この交流を通じて、日本の高校生は国際的なつながりを実感し、自らの学びが世界の子どもたちと結びついていることを感じ取ったのです。手紙には平和を願う温かいメッセージが添えられており、生徒たちの心にも深い感動をもたらしました。

4. 国際的な評価と広がり


守谷高校のSDGsカルタは、国連ACUNS学術会議でも取り上げられるなど、国際的に評価されています。このような実践を通じて、日本の高校生が世界の課題に貢献できるという希望のメッセージを発信しています。また、全国の他の学校でも独自のカルタを制作し、地域を越えた教育交流に努めていることが報告されています。

5. グローバル人材育成への展望


守谷高校の取り組みは、国際的な視野を育むだけでなく、次世代のグローバル人材の育成にも寄与しています。このプログラムを通じて、生徒たちは自分たちの学びが国際社会に影響を与えられることを実感し、将来の活動に対する自信と意欲を高めています。シリアからの手紙を受け取った生徒からは、夏休みにフィリピンでボランティアを体験したいという新たな思いも語られており、プログラムの効果は確実に現れています。

6. 今後の展望


なかよし学園プロジェクトは、全国50校以上と連携しながら「なかよしカルタ」を拡充し、国際と地域が交わる新しい教育モデルを構築しています。これにより、日本の生徒たちは自身の知識や経験を国際社会に発信しつつ、世界の子どもたちと共に未来を開くための架け橋となることを目指しています。さらなる発展と広がりに注目が集まります。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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