都市の屋上から新たなワイン文化を創出
都市の屋上が新たな農業の舞台となる「都市型クラフトワインプロジェクト」が世田谷区と川崎市で始まります。町の中心で、個人や地域が関与する形でのワイン造りが進行中です。このプロジェクトは、MaeVino合同会社によって2026年度から本格運営が行われる予定で、特に都市型の環境でのブドウ栽培に重きを置いています。
プロジェクトの背景
これまで、都市の屋上はその活用方法が限られており、農業活動には不向きとされてきました。しかし、MaeVinoは、その屋上空間を「小さな畑」としての可能性を見出し、新たなクラフトワイン文化を創造しようとしています。東京農業大学の准教授の指導を受け、屋上に適した栽培方法を研究し、持続可能な方法を模索しています。
参加者への体験提供
このプロジェクトのユニークな点は、単なるワインの購入体験ではなく、参加者が自らワイン用ブドウを育て、収穫の喜びを味わうことができる参加型の取り組みであることです。参加者は「苗木オーナー」として、自分の名前が入ったプレートが設置されたブドウの木を育てます。手入れ会や収穫祭にも参加でき、最終的にはその年の収穫をもとに作られたコミュニティワインを受け取ることができます。
都市型ヴィンヤードの成り立ち
2025年度には、世田谷区内での苗木の設置や栽培環境の整備、そして運営体制の構築に着手しました。実際に都市の厳しい環境でブドウを育てることは簡単ではなく、試行錯誤の連続でしたが、徐々に形が見えてきました。2026年度には世田谷ヴィンヤードを本格始動させ、その参加者募集はすでに定員を超える人気を博しています。
しかし、その関心は川崎にまで広がり、別途ヴィンヤードを開設する運びとなりました。今後は複数の拠点での運営を通じて、それぞれの地域の特性を活かしたワイン作りを進めることを目指しています。
屋上スペースの必要性
同時に、MaeVinoでは屋上を持つビルオーナーや不動産オーナーへの「屋上パートナー募集」を行っています。空いている屋上を活用し、地域とのつながりを深めるという新たな価値を見出す取り組みです。また、屋上を利用することで、普段使用されないスペースの活用や、新しい文化の発信にも繋がることが期待されています。
今後の展望
MaeVinoは、将来的に都市の屋上を舞台にして、より多くの人々が参加できるコミュニティを形成し、持続可能なクラフトワイン文化を発展させていく方針です。2026年度には、苗木オーナーコミュニティが本格稼働し、屋上パートナーとの協力による新たな取り組みが進められます。さらに、多拠点での安定した運営を行い、都市に新しい風景と体験をもたらすことを目指します。
会社概要
- - 会社名: MaeVino合同会社
- - 代表者: 芦澤慶之
- - 所在地: 東京都世田谷区祖師谷3-8-11 1階
- - 企業HP: MaeVino公式サイト
この地域に住む人々が、都市の屋上で新たなワイン文化を楽しむ日が楽しみです。