岡山大学の挑戦
2025-03-10 00:04:39

岡山大学、地域中核・特色ある研究大学強化事業で新たな挑戦を発表

岡山大学、地域中核・特色ある研究大学強化事業で新たな挑戦を発表



2025年2月26日、オンラインで開催された政策懇談会において、国立大学法人岡山大学が「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として新たな取り組みを発表しました。この懇談会には、岡山大学を含む25の大学が参加し、各校のプロジェクトが共有される場となりました。

岡山大学の那須保友学長は自身の発表で、情報戦略を活用した組織改革に焦点を当てました。具体的には、広報活動を通じた「行動変容」と「意識改革」の促進を目指しています。大学内での情報の透明性を高めるため、教職員全員が広報活動に参加することが求められており、気になる出来事を記事化し、大学の公式ホームページにアップロードするスタイルが採用されています。この取り組みは、膨大なデータが集まることにより、資料作成の効率化にも貢献しています。

懇談会では、出席者からの質問も多く寄せられ、岡山大学の取り組みに対する関心が伺えました。質問内容には、広報による行動変容の具体例や、職員や学生へのメッセージ発信方法、さらにJ-PEAKS事業と関係の薄い部署への浸透方法など多岐にわたりました。

このJ-PEAKS事業では、地域中核研究大学としての新たな価値を創出するために、競争から共創の時代へと移行すべきだと強調されています。そのため、岡山大学は「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を目指す長期ビジョンを掲げています。また、様々なステークホルダーとの協力を通じて、研究力やイノベーションを強化するための制度改革や組織風土改革を推進することも約束されました。

今後の岡山大学の動きには、期待が寄せられています。地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現するため、岡山大学は絶え間ない進化を続け、その姿勢を維持しなければなりません。

那須保友学長の見解


「私たちの広報活動は、ただ情報を発信するだけでなく、組織文化の形成や社会の課題解決を促進する重要な役割を果たしています。広報を軽視するような組織は、情報戦において劣位に立つでしょう。」と那須学長は言います。

また、広報活動の重要性を認識し、ブランディングや宣伝に重きを置くのではなく、情報の本質を見据えた戦略を持つことが大切だと強調しています。岡山大学は、自らの経験やノウハウを他大学と共有し、より広く社会変革を促進できる研究大学群の形成に寄与したいと考えています。

このように、岡山大学の研究大学としての取り組みは着実に進められています。今後の進展にぜひご期待ください。


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会社情報

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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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