EVバッテリー評価試験の設備強化に関するお知らせ
山梨県上野原市に位置する高度試験センターが、バッテリー評価試験のための新しい設備を導入します。この旨の発表が行われ、今後のEV開発における測定と評価をさらに強化することが期待されています。
設備の増強内容
今回の設備追加には、以下の試験装置が含まれます:
- - 大型充放電機:電池の充放電性能を評価。
- - 電池パック用多軸試験機:複数の方向からの影響を評価。
- - 大型ウォークインチャンバー:環境試験が容易。
- - 大型熱衝撃試験機:温度変化の影響をテスト。
- - 高加振力振動衝撃試験機:EVの実環境を再現し、高負荷評価を実施。
これらの装置は、EV用バッテリーの信頼性を確認するために不可欠なものであり、今後ますます重要になると予想されています。
設立背景
この試験センターは2014年に設立されて以来、自動車メーカーからの信頼を受けて、様々なバッテリー評価試験を実施してきました。電気自動車(EV)の普及に伴い、バッテリーの信頼性評価のニーズは高まる一方で、自動車業界内では人手不足が深刻化しています。そのため、より多様な試験が求められるようになっています。
提供する新サービス
新たに導入された設備によって、当社は信頼性評価試験の種類を増やし、他の試験所で行っていた製品評価業務も一緒に提供できるようになります。これにより、顧客企業は異なる試験所との調整が不要になり、製品開発プロセスがシンプルになります。
企業としての目標
当社の目指すところは、お客様により迅速な製品開発を実現し、彼らとのパートナーシップを強化することです。今回の設備増強によって、EV関連の品質評価業務がより充実し、業界全体の信頼性と品質向上に寄与できると考えています。
バッテリー評価の専門機関として、この新サービスは顧客ニーズに合わせた高品質な評価を提供するために開発されました。今後のEV市場の進化に対応し、競争力を高めていくためにも、ぜひご活用ください。