880個のサイコロで形作る未来的オフィス空間が国際賞受賞
株式会社L&Bが手掛けたナハトの新オフィスが、ドイツで開催された「ICONIC AWARDS 2025」において受賞を果たしました。このアワードは、建築、インテリア、プロダクトデザインなど、さまざまな分野の優れた作品を対象にした国際的な賞であり、株式会社L&Bには2024年に続いて2年連続の栄誉となります。受賞したオフィスは、880個の3色サイコロで象徴される企業価値「友情・努力・勝利」を体現し、独自の働き方を提案する空間として評価されました。
働く場の未来を切り開く
ナハトの新オフィスでは、単なる作業スペース以上の価値を持つ空間設計が施されています。「信頼・自由・成長の共有」を基礎にしたこのオフィスは、企業文化の可視化と創造性の向上を目指しています。各空間がリラックスを促し、アイディアが自然に生まれる環境が整えられています。特に、サイコロを用いたデザインは、多様な色合いとリズムで企業文化が浸透する様子を表現しており、訪れる人々に強い印象を与えます。
フラットな文化の中での新しい働き方
ナハトのオフィスは、役職や部署の壁を越えたフラットなカルチャーを育んでいます。これにより、社員は仕事と遊びをシームレスに楽しむことができ、多様なアイディアや自然なつながりが生まれやすくなっています。880個のサイコロはただの装飾ではなく、企業ミッションを具体化し、オフィス全体に企業が持つ価値観を浸透させる役割を果たしています。
空間ブランディングの力
このプロジェクトの全工程は株式会社L&Bが担当し、空間戦略の立案から設計、施工まで一貫したディレクションを行いました。デザインの力を借りて、企業の在り方や未来を空間で表現すること、そしてそれがいかに社員に影響を与えるのかという問いに、L&Bは880個のサイコロによって答えました。
ICONIC AWARDSが注目する理由
「ICONIC AWARDS」は、ドイツデザイン評議会が設立した、さまざまな分野の相互作用を考慮し、創造的な建築的解決策に対して授与される賞です。このアワードの受賞は、参加企業にとって重要な意味を持ち、世界中にその存在感をアピールするチャンスとなります。
まとめ
L&Bの代表取締役七種珠水氏は、ナハトのオフィスの特徴について「単なる職場ではなく、人と企業と文化がともに成長していく空間を実現した。」と述べています。この新しい働き方を提案するオフィスが、今後どのように社会に影響を与えるのか、注目が集まります。880個のサイコロによって表現された文化は、まさに働く場の未来を示しています。