アクトレシピと「X-point Cloud」の連携開始
アクトレシピ株式会社が提供するエンタープライズ向けiPaaS「ActRecipe」は、このたび株式会社エイトレッドが展開するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」とのAPI連携を発表しました。この連携により、業務の自動化や効率化が一段と進みます。
ActRecipeの独自性
ActRecipeは、主に大企業向けに他のSaaSとの連携を通じて業務を自動化することを目的としたサービスです。このプラットフォームは専門的な知識やコーディングスキルを必要とせず、誰でも簡単に業務フローを組むことができるノーコードのソリューションとして設計されています。
特に、「レシピ」という形式で提供される機能フローは多様性に富んでおり、企業のニーズにマッチした自動化が可能です。
「X-point Cloud」との連携内容
今回の連携では、SaaS型ワークフロー市場において13年連続でシェアNo.1を誇る「X-point Cloud」との協業が強調されています。この新たな連携により、特に「SmartHR」の利用者向けには、従業員情報を「X-point Cloud」に自動的に連携できるレシピが提供されます。
これにより、従業員データやマスターデータの管理が一段と容易になり、業務の効率化が見込まれます。
無料プランの提供
なお、このAPI連携機能は、アクトレシピのFreeプランにおいても利用可能です。具体的には、次の2つのレシピが提供されます。
- - SmartHR - X-point Cloudユーザー作成・更新
- - SmartHR - X-point Cloudマスター連携
これにより、SmartHRを利用中の方々はこの機能を無料ですぐに活用できるようになります。
エイトレッドの反応
株式会社エイトレッドの代表取締役社長である岡本康広氏は、今回の連携開始について「新たな連携サービスが、お客様の業務効率化やデジタルトランスフォーメーションに大きな貢献をすることを期待しています」と述べ、連携に対する期待感を示しています。
「X-point Cloud」とは?
「X-point Cloud」は、直感的で使いやすいユーザーインターフェースを持つクラウド型ワークフローで、紙のようなフォームを使ったスムーズな導入が可能です。ノーコードでの運用に加え、サポート体制も充実しているため、ペーパーレス化やデータベース化をストレスなく実現できます。特に申請承認業務を電子化し、多様な連携機能を駆使して業務効率を高めていく姿勢が評価されています。
ActRecipeのブランディング
アクトレシピ株式会社は「Create time through innovation」というミッションを掲げ、企業の生産性向上や内部統制の強化を目指しています。この取り組みを通じ、日々利用が拡大するSaaSやFinTechサービスを相互に連携させ、企業のDXを進めるサポートを行っています。
この新機能のリリースは、ビジネスの現場での作業負担を軽減し、より戦略的な業務に時間を割けるようになるための一助となることでしょう。導入を検討されている企業は、無料プランからぜひお試しください。