奈良市とジェトロがシドニーで日本の魅力を発信するSakeFestival
奈良市は、2024年9月28日と29日にオーストラリア・シドニーで開催される「SakeFestival」に参加します。このイベントは、日本酒の試飲販売を中心とした日本文化の祭典であり、奈良市は地域の特産品を海外市場に紹介する絶好の機会として位置付けています。
JETROと商工会議所との連携
この取り組みは、奈良市がジェトロ奈良と奈良商工会議所と協力し、海外販路の拡大を図るために行われます。出展事業者には、奈良市内の7社が選ばれ、それぞれの魅力的な商品を持ち込むことになります。これにより、奈良の文化や特産品を広くアピールし、新たなビジネスチャンスを創出することが期待されています。
参加事業者のラインナップ
今回選定された事業者は以下の通りです。
- - 株式会社赤膚山元窯 古瀬堯三
- - 株式会社泉屋
- - 株式会社岡井麻布商店
- - 倉本酒造株式会社
- - 奈良春日山酒造株式会社
- - 株式会社森奈良漬店
- - 株式会社やまと蜂蜜
各社は自社の代表的な商品を持参し、現地のバイヤーや来場者に対して直接販売や商談を行います。日本酒に加え、飲料や食品、奈良の伝統工芸品など多彩な商品が並ぶ予定です。
SakeFestivalの魅力
SakeFestivalは日本文化を体験できる貴重なイベントとして知られており、毎年多くの来場者を集めています。今年度の目標集客数は9,000人で、2日間にわたって開催されます。特に、9月29日にはBtoB商談の場も設けており、現地のインポーターや小売業者との連携を強化する重要な機会です。
実施日程
第一部(BtoC)11:00〜15:30
第二部(BtoC)16:30〜21:00
第一部(BtoB)9:00〜10:00
第二部(BtoB)10:00〜13:00
第三部(BtoC)14:00〜18:30
この日程に基づいて、事業者間やバイヤーとの商談が活発に行われることでしょう。
参考までに令和5年度の実績
昨年度のSakeFestivalでは、17社が参加し、約6,500人の来場者を記録しました。その中で146人のバイヤーが集まり、166件の商談が成立しました。特に試飲イベントが盛り上がり、多くの消費者に日本の美味しい日本酒を体験してもらえる機会となったため、今回の出展にも高い期待が寄せられています。
今後の展望
奈良市とジェトロの連携によるこの取り組みは、今後の観光促進や地域産業の振興にもつながると期待されています。シドニーという海外市場において、奈良の魅力を充分に発信できるよう、事業者たちは準備を進めています。
詳細については、公式ウェブサイト
Sake Festival をご覧ください。