グローバルな働き方をテーマにした出前授業
2025年9月22日、ZenGroup株式会社が兵庫県立飾磨工業高等学校で「私の経歴~未来をデザインする仕事選びのヒント~」をテーマに出前授業を実施しました。この授業では、グローバルな職業観を育むために、日本国内外での実務経験を活かして、外国籍社員の視点から多様な働き方が紹介されました。
出前授業の背景
日本に滞在する外国人の数は年々増加しており、2024年10月末時点で230万を超える外国人労働者が日本に在籍しています。この状況を受け、国籍や文化、言語が異なる人々と共に働くことが重要になっています。ZenGroup株式会社には、34の国と地域からの多様なバックグラウンドを持つ従業員が在籍し、約46%が外国籍です。こうした人々が共に活動する国際的な職場環境こそが、今のビジネスシーンでは欠かせない要素となっています。
授業の詳細
出前授業では、兵庫県立飾磨工業高等学校の基礎工学科の約110名の生徒を対象に、実際にZenGroupで働く外国籍社員の経験談を交えながら、グローバルな視野を持つことの重要性について語りました。特に、日本企業での前職経験との違いや、国際的な職場文化の特徴を比較しながら解説しました。
授業の中で、ZenGroupが行っている取り組みや「海外で人気の商品」のランキングを紹介すると、生徒からは驚きとともに多くの質問が寄せられ、活発な議論が繰り広げられました。これは職業選択に向けての貴重な体験となったことでしょう。
担当講師の紹介
この出前授業を担当したのは、ZenPlus越境ECモール事業部に所属する向吉里樹さん。彼は、新規開拓や企画を担当後、地方宿泊施設の売上向上施策を提案し、現在は越境ECモールの営業として全国の企業の海外展開を支援しています。向吉さんの経験談は、学生たちに多くのインスピレーションを与えました。
ZenGroup株式会社について
ZenGroup株式会社は、「世界の越境EC販売額20%を日本に」というビジョンのもと、日本企業やブランドの国際展開を一貫してサポートしています。会員数は300万人を超え、175の国と地域への発送を行っており、19言語に対応した多様なサービスを提供しています。これらの活動を通じて、日本の商品を簡単に世界へ届ける仕組みづくりに力を注いでいます。
今後もZenGroupは、教育機関との連携を続け、次世代のリーダーたちがグローバルな視野を持って進路を選択できるよう支援していく姿勢を貫いていきます。