中国の営業秘密保護をテーマにしたシンポジウムの開催情報

中国における営業秘密保護シンポジウムの開催

2023年3月31日に東京の帝国ホテルで、『中国における営業秘密保護実務』というテーマのシンポジウムが開催されます。このイベントは、営業秘密に関する重要な知識や現状を学ぶ機会として、法律の専門家や関心を持つ方々に向けて企画されています。

シンポジウムの概要

日時と会場

- 日時: 2023年3月31日午前9：00～12：00
- 会場: 帝国ホテル東京3階宴会場（鶴の間）
- 定員: 50名（先着順）

主催は錦天城法律事務所であり、上海市の錦天城法律事務所及び錦天城外国法事務弁護士事務所と共催されています。また、錦天城法律事務所知的財産権専門委員会が協賛しています。

プログラムの内容

シンポジウムでは、以下の内容が予定されています。

- 基調講演: 「中国における営業秘密侵害の民事訴訟の難点問題について」

- 講師: 孔祥俊氏（上海交通大学凱原法学院教授、元最高人民法院知的財産権法廷長）

基調講演では、中国における営業秘密侵害に関する民事訴訟の課題や法的な難点について、専門家が詳しく解説します。

- パネルディスカッション: 営業秘密侵害事件のさまざまな争点を議論します。

- パネリスト: 孔祥俊氏、劉民選氏（中国弁護士、弁理士）、丁華氏（中国弁護士）、伹見亮氏（一橋大学法学研究科教育評議員）

パネルでは、権利者の立場から見た様々な問題が取り上げられ、日中の法律実務が比較されます。議論のテーマには、立証責任や鑑定ポイント、刑事告訴の困難さとその対策、懲罰的損害賠償が含まれます。