EcoVadis活用事例から学ぶサステナ経営の新展開
2025年7月29日、株式会社エスプールブルードットグリーンが主催する無料オンラインセミナー「回答企業の実例から学ぶ!EcoVadisを活用したサステナ経営のススメ」が開催されました。このセミナーでは、ゲストとして株式会社リロケーション・ジャパンが登壇し、EcoVadisによるサステナビリティ経営の実際の取り組みと新しい事業機会について語られました。
EcoVadis導入までの背景
このセミナーの中で特に印象的だったのは、リロケーション・ジャパン様が初めて取引先からの要請に応じてEcoVadisに回答した経緯です。2003年3月に、取引先であるアストラゼネカ社からのレターを受け取り、同社での対応が求められることになりました。これに対して、社内ではどのように取り組むのか悩んでいたというお話が印象的です。
「途方に暮れていた」という小沢様の言葉からも、初期対応の難しさが感じられます。しかし、アストラゼネカ社との訪問を通じて、持続可能な社会を築くためには多くの企業の賛同が必要であることを認識したとのこと。これにより、リロケーション・ジャパンは真剣に取り組み始めました。
外部パートナーとの連携
その後、社内の対応が難しいと判断したリロケーション・ジャパンは、外部パートナーとの連携を模索しました。豊富な実績を持つエスプールブルードットグリーンが支援パートナーに選ばれ、EcoVadisの回答を進めることとなりました。結果、リロケーション・ジャパンはスコアをアップさせ、アストラゼネカ社との取引を維持することができました。
さらに、リロケーション・ジャパンは、社用車のEV化に伴うインフラ整備の支援を求められ、これを契機にEVインフラの事業化へと舵を切りました。現在では、3,000基を超えるEV充電器を設置し、新たな事業機会を創出しています。
参加者の反響
このセミナーでは、他社の不安や課題を共有することができ、多くの参加者から「業界問わず共通するサステナ関連の課題がある」という声が寄せられました。また、サステナビリティに対する取り組みが業界全体で重要視されていることにも気づかされました。
現在、セミナーの録画はアーカイブ配信中で、興味をお持ちの方は視聴を申し込むことができます。これを機に、さらなる情報交換やディスカッションが進められ、企業のサステナビリティに対する意識が高まることを期待しています。
もっと知りたい方へ
EcoVadisの活用を考える企業の皆様へ、エスプールブルードットグリーンのカスタマーサクセス部より問い合わせをお待ちしております。透明性の高い情報開示を望む企業にとって、貴重なアドバイスが得られる場となるでしょう。
お問い合わせ先:
おわりに
持続可能性に向けた取り組みは、今後ますます重要になっていくことでしょう。企業が協力し合い、新たなビジネスチャンスを生み出す中で、EcoVadis活用の成功事例が他社の鼓舞となることを願っています。