26歳起業家が目指す地方創生とIT人材育成
ホラーゲーム開発において、数々の実績を残してきた26歳の起業家、藤井優さんが新たな挑戦を始めました。彼が立ち上げたクリエイピア株式会社は、北海道・札幌を拠点にIT人材を育成し、地域の活性化に寄与することを目指しています。今回はその取り組みの詳細をお届けします。
ホラーゲームから地方創生へ
藤井さんは、大学在学中からゲームクリエイター「838S MANIACS」として活動し、Steamプラットフォームでホラーゲーム『クルーエルティ』や『愛莉澄』を開発しました。これらの作品は、数万ダウンロードを記録し、家庭用ゲーム機への移植も果たしており、国内外での存在感を示しています。
その後、株式会社MIXIに新卒入社し、海外向けゲームの開発や投資支援に取り組みました。そこで様々な企業とのやり取りを通じて、小規模事業の後継者不足や経営の厳しさを痛感し、自ら地方創生に貢献する決意を固めました。
クリエイピア株式会社の設立
藤井さんが創業したクリエイピア株式会社は、経営が厳しい小規模事業者を引き継ぎ、現場改善を行う事業承継ベンチャーです。単なる仲介に留まらず、リスクを取りつつ事業を立て直す姿勢で多くの企業と向き合っています。
彼の手による最初の事業承継は、札幌のパソコン教室「ディードットステーション札幌東教室」です。この教室では、IT人材育成と雇用創出を目的としたクラウドファンディングを通じて資金調達を行い、様々な改革を進めています。
IT人材育成のために
ディードットステーションは、地域に根ざしたITインフラとしての役割を維持しつつ、最新のPCやモニターを導入し、生成AIを活用した新たなカリキュラムを開発しました。さらに、SNSをフル活用した集客方法を刷新することで事業を飛躍的に改善しました。実際に、事業承継からわずか3ヶ月で、前年同月比の売上が急増しているのです。
売上データは以下の通りです:
- - 1ヶ月目: 前年比197%
- - 2ヶ月目: 前年比125%
- - 3ヶ月目: 前年比253%
このプロジェクトは次のステップとして、インストラクターを新規雇用し、育成体制を整えることを目指しています。集まった資金はすべて教育や人件費に充て、ITを学んだ人材がそのままインストラクターとして経験を積む環境を整えます。
地方の未来を信じて
藤井さんは、このプロジェクトの意義を次のように語ります。「雇用を生み出し、挑戦できる場所を提供したい。地方では学びや働く機会が少ないため、初めは不完全でも、経験を積む場を作ることで地方を強くしたい」とのことです。
この取り組みを通じて、地域の人材が「学び、働き、次のキャリアへ進む」循環を生み出すことが、クリエイピア株式会社が描く地方創生のビジョンです。すでにクラウドファンディングが始まっており、目標金額は300万円、募集期限は2026年3月31日まで。地域のIT人材育成に向けた第一歩を、皆で支援していきましょう。
クラウドファンディング概要
- - プロジェクト名: [札幌のパソコン教室をIT人材育成拠点に!]
- - 実施プラットフォーム: CAMPFIRE
- - 目標金額: 300万円
- - 募集期限: 2026年3月31日
藤井さんとクリエイピアの取り組みが、地方創生の成功事例となることを期待しています。