箱根の新しい試み
2026-06-29 12:22:58

箱根ロープウェイでの混雑緩和に向けた新しい試み、デジタル整理券システムとは

箱根ロープウェイでの混雑緩和に向けた新しい試み



箱根の観光名所、大涌谷エリアで実証実験が行われたデジタル整理券システム「VACAN Q ticket」。このシステムは、長時間の行列を回避し、観光客がより有意義な時間を過ごせることを目的にしています。これは、株式会社バカンが提唱したもので、特に混雑時の乗車待ちのストレスを軽減する取り組みです。

導入の背景


箱根・大涌谷は、火山の大地ならではの魅力的な風景が広がり、「黒たまご」や新たな観光スポット「ちきゅうの谷」が人気を集めています。しかし、特にゴールデンウィークや秋の行楽シーズンには訪れる人が多く、乗車までの待ち時間が長くなることが課題でした。過去には1時間以上の待機も珍しくありませんでした。

そのため、待機時間を「列に並ぶ時間」から、「観光を楽しむ時間」へと変換する必要がありました。そんな背景から、Q ticketの導入が決定したのです。

システムの詳細


大涌谷駅には、Q ticketの発券機が5台設置され、乗車は20分間隔で管理されています。観光客は、大涌谷駅に到着した際、自分の希望する帰りの時間帯の整理券を発券できる仕組みです。

1. 利便性の向上


整理券は20分単位で発券され、指定時間に戻れば、わずか10分程度で乗車できるとのこと。このシステムにより、観光客は並ぶことなく、自由な時間を持ちながら観光を楽しめるようになりました。

2. インバウンド対応


言語対応も優れており、日本語や英語に加えて、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応しています。多くの外国人観光客が利用できるよう、システムは設計されています。6月からはタイ語にも対応予定で、ますます多様な観光客に対応可能です。

導入効果と今後の展望


従来の整列乗車が解消され、観光客は列に並ぶことなく自由に観光時間を楽しんでいる姿が多く見られました。特に「ちきゅうの谷」といった新しいスポットでは、雄大な景観を堪能しつつ、地球の息吹を感じることができ、観光エリア全体の回遊性が高まりました。この結果、より快適で活気ある観光スポットとなり、観光客の満足度も向上しています。
今後、実証実験でのデータを基に、さらなる改良を進め、繁忙期の本格導入を目指していくとのことです。

Q ticketについて


「VACAN Q ticket」は、タブレット操作または専用ページから簡単にデジタル整理券を発券できる画期的なサービスです。メールやLINEでの通知機能により、待機時間を自由に過ごせるという利点もあります。このシステムは、利用者にストレスを感じさせず、混雑を減少させることを目的としています。

株式会社バカンについて


株式会社バカンは2016年に設立されて以来、経済産業省の「J-Startup」にも選定されている企業です。「人と空間をテクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに掲げ、AI技術を活用した混雑の可視化や施設・エリアの運営を行っています。
箱根の観光体験を新たなレベルに引き上げる「VACAN Q ticket」の今後の展開にも注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社バカン
住所
東京都中央区新川2−8−4ナカリンオートビル3F
電話番号
03-6327-5533

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。