韓国人移住者向け新サービス「Lifestyle Advisor Global」がスタート
日本での外国人材受け入れが進む中、特に韓国から日本への移住が増加しています。Renxa株式会社は、韓国特化型不動産企業と手を組み、移住者が日本での生活を始めやすくする新サービス「Lifestyle Advisor Global」を提供することを発表しました。このサービスでは、住まいの契約から電気、ガス、水道、インターネットなどのライフラインの手続きを、母国語でサポートします。
背景と目的
日本の人口減少が進む中、外国人材の受け入れは急務となっています。出入国在留管理庁によると、2024年には在留外国人数が376万人に達する見込みです。とはいえ、多くの移住者が生活環境を整えることに苦労しているのが現状です。特に言語の壁や手続きの複雑さが問題となり、スムーズな生活の開始が難しいことが多く、これが日本企業における外国人材の受け入れに影響を及ぼしています。
Renxa株式会社は、このような課題を解決するため、2024年1月から「Lifestyle Advisor Global」を開始。このサービスを通じて、韓国から日本に移住する人々に対して、必要なライフラインを母国語で案内し、安心して生活を始められるようにします。
提携の詳細と強み
今回の提携により、Renxaは韓国国内の不動産企業4社と連携。移住者は日本入国前に賃貸契約を締結でき、生活に必要なサービスを事前に整えることが可能になります。また、韓国語を含む主要12言語に対応し、生活のスタートを全面的に支援。これは競争優位性の一環で、他社にはないサービスが提供されます。
日本企業への支援
この提携を通じて、韓国人の移住者支援はもちろん、将来的には中国や東南アジアの国々への展開も視野に入れています。日本国内の企業や自治体とも連携して、外国人材の雇用を促進し、さらなる支援を強化していく方針です。
「Lifestyle Advisor Global」の特徴
「Lifestyle Advisor Global」では、生活に必要なインフラの利用開始手続きを、日本語や韓国語のほか、英語、中国語、広東語など12の言語でサポートします。これにより、移住者は言語のハードルを感じることなく、新しい生活環境に適応することが容易になります。
今後の展望
このサービスを通じて、移住者の生活の質を向上させ、多文化共生の社会を促進することを目指します。また、VPNを利用したオンラインサポートや各種手続きのデジタル化など、未来のニーズに応じたサービス展開も検討しています。安心して日本で暮らせるような社会的インフラを築くため、引き続き進化していくことでしょう。
会社概要
代表取締役: 坂本幸司
所在地: 東京都豊島区東池袋三丁目13番3号
設立年月: 2017年4月
URL:
Renxa
代表取締役: 金俊尚
所在地: 東京都港区赤坂5丁目2番33号
設立年月: 2018年5月
URL:
デザイア
日本での暮らしをより快適にするために、Renxaは引き続き新しいサービスの開発と拡張に取り組んでいきます。