スーパーストリングスコーベ第8回定期公演を2025年12月27日に開催

スーパーストリングスコーベ第8回定期公演の詳細

2025年12月27日(土)に神戸新聞松方ホールにて、「スーパーストリングスコーベ第8回定期公演～魅せる～」が開催されます。この公演は、HKMエンタープライズ、早駒運輸、神戸新聞社、神戸新聞文化財団の協力のもと実施され、音楽愛好者にとって待望のイベントとなっています。

スーパーストリングスコーベは、世界的指揮者・佐渡裕氏が情熱を注いでいるスーパーキッズ・オーケストラ（SKO）の卒業生たちによって2017年に結成されました。彼らは、神戸の音楽文化を創造するための活動を積極的に行っており、神戸開港150年を祝う船上演奏会をきっかけにその歴史が始まりました。

今年の第8回公演の見どころ

今年の公演には、日本人として41年ぶりに国際的なヴァイオリンコンクールで優勝した注目の若手ヴァイオリニスト、前田妃奈が初めて出演します。前田さんは、2022年には20カ国で演奏を行い数々の賞を受賞した実力派で、彼女の原点であるSSKの仲間たちと共に、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」を演奏します。この共演がどのように展開されるのか、非常に楽しみです。

また、立体的な音響効果を目指して、演奏者を3つのアンサンブルに分けられるヴォーン・ウィリアムズの作品「トーマスタリスの主題による幻想曲」や、ミュージカルからの新しいアレンジも楽しめます。特にオペラ座の怪人やグレイテストショーマンの楽曲も交えた《ミュージカル・オムニバス》では、活躍中のヴァイオリニスト・林周雅やSSKリーダーの長田健志が出演し、そのパフォーマンスには目を見張るものがあります。

さらに、弦楽合奏の新アレンジによるガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」や、グリーグの作品なども演奏され、音楽ファンにはたまらない内容となっています。