鳥取県の新たな取り組み、紙製フェイスシールドの開発と地域の癒しグッズ特集

鳥取県の新たな取り組み

最近、鳥取県で新型コロナウイルスに対抗するためのユニークな取り組みが進められています。鳥取大学医学部附属病院と地元企業が協力し、使い捨て可能な紙製のフェイスシールド「ORIGAMI」が開発されました。このプロジェクトは、医療資材の不足を解消するための重要なステップとなっています。

フェイスシールド「ORIGAMI」の特徴

「ORIGAMI」は、様々な特徴を兼ね備えた製品です。1個あたりの価格は120円で、他社製品と比較しても手頃です。また、大量生産も可能で、1日に10万個の生産ができるため、需要に応じた供給が期待できます。特に、締め付け部分が無い設計により、長時間の着用が可能で、着用者の快適さにも配慮されています。

このフェイスシールドはボール紙とポリプロピレン（PP）を使用しており、折り紙のように簡単に組立てられる点も大きな特徴です。出荷時の厚さは0.5mm程度と薄く、軽量でありながら、飛沫を防ぐ能力にも優れています。これまでに21万個の受注を受けており、多くの医療機関や教育機関からの問い合わせが相次いでいます。

医療従事者への感謝のメッセージも

この取り組みを記念して、東京都の小池知事との対談も行われました。平井伸治知事が東京都のインターネット番組に出演し、寄付の価値について話し合いました。小池知事は、「医療現場で感謝されると思う」として感謝の意を表しました。

鳥取県からのお酒の紹介

また、鳥取県では「食」の取り組みも行われています。特に、「千代むすび純米酒」とのコラボレーションが注目されています。このお酒は、江戸時代に現れた妖怪「アマビエ」の情報をもとに、疫病からの脱却を願って造られた純米酒です。水木しげる先生の原画も使用されており、地域の文化と食が融合した作品となっています。

鳥取の癒しグッズ

さらに、コロナ禍における自粛生活をサポートするために、鳥取県の癒しグッズも人気を集めています。三朝温泉を利用したフェイスマスクや、天然成分を用いたスキンケア製品が紹介されています。特に三朝温泉の成分を使用したフェイスマスクは、保湿効果もあり、多くの人々に支持されています。

・三朝温泉フェイスマスク: 山陰の名湯で70%の温泉水を配合
・ナノバイオスキンケア: カニ殻から作られたスキンケア製品
・皆生温泉コスメ: 海に沸き出す自然の温泉成分を使用した製品

これらの取り組みは、地域への愛着を深めるだけでなく、健康も支える重要な役割を果たしています。今後も鳥取県の活動に注目していきたいものです。