外苑前にオープンした写真作品専用ギャラリー「Nine Gallery」

新たに東京・外苑前にオープンした「Nine Gallery」は、写真を中心に扱う非常に魅力的なギャラリーです。外苑前駅から徒歩3分という便利な立地にあり、2019年のオープン以来、訪れる人々に美しい作品と新しい体験を提供しています。このギャラリーは、アートディレクターの三村漢が主宰し、注目の作家たちと共同で企画を行いながら、写真作品の魅力を引き出すことを目指しています。

Nine Galleryは、ただの展示空間に留まらず、「魅せる展示」というコンセプトを掲げており、多彩なイベントやワークショップを通じて、アートの楽しさをより多くの人々に伝えようとしています。たとえば、作品展だけでなく、アーティストとの対話や制作体験を通じて、観客が作品に対する理解を深める機会も多く設けています。また、アーティストたちのために1週間単位でのギャラリー貸出も行うことで、より多くの才能が発表される場を提供しています。

開館当初の展示は、風景写真家として名高い中西敏貴氏の作品展「Signs」です。彼は、自然の美しさを追求する過程で、一層深い視点から風景を捉えその魅力を引き出しています。この展示は、彼が2017年に行った個展「Design」の続編ともいえる位置づけです。「Signs」では、約50平米の空間に彼の新作が多彩な額装とともに展示され、訪れる人々に新たな体験をもたらします。

中西氏の写真展は、自然との向き合い方や風景の本質を問い直すもので、来場者に強い印象を与える内容となっています。作品は購入可能で、自分の好みに応じたサイズや額装での注文も受け付けるため、アートを身近に感じられる魅力が詰まっています。さらに、展覧会では新刊写真集「FARMLANDSCAPE」の販売も予定されています。この写真集は、農家たちの姿を特有の視点から捉えたもので、北海道美瑛の自然を描いています。

「Nine Gallery」では、今後も様々なアーティストによる展示を通じて、写真やアートの新しい魅力を発信していく予定です。例えば、ギャラリートークではアーティストとの対話が交わされ、作品の裏側や制作過程についての理解が深まる貴重な時間となります。入場は無料で、観覧者が気軽に訪れることができるよう工夫されています。

場所は、東京都港区北青山にある谷・荒井ビルの1階で、銀座線外苑前駅からもアクセスしやすく、まさにアート散策にはうってつけのスポットです。ギャラリーの詳細や最新情報は公式ウェブサイトで随時更新されており、今後のイベントや展示についても注目です。

アートと写真に対する思いを新たにし、さまざまなクリエーションの世界に触れられる「Nine Gallery」。ここで繰り広げられる展示やプロジェクトに期待が高まります。

会社情報

会社名

合同会社三三◯

住所

東京都港区北青山2-10-22谷・荒井ビル１F

電話番号

050-3188-6619