パーソルホールディングスが社内報アワード2025でゴールド賞を受賞
パーソルホールディングス株式会社が、ウィズワークスが主催する「社内報アワード2025」においてゴールド賞を受賞したことが発表されました。受賞対象となったのは「カルチャーデック/登山家診断コンテンツ」で、このコンテンツはグループ内の理念体系をいかに浸透させるかに重点を置いて設計されています。これにより、企業文化の共有と、社員一人ひとりの成長を促すことが期待されています。
カルチャーデックとは?
「カルチャーデック」は、2023年5月にパーソルグループが発表した中期経営計画「パーソルグループ中期経営計画2026」に基づき、企業ビジョンの実現に向けた「ありたい姿」を示すものです。「はたらくWell-being」創造カンパニーを目指し、従来の経営理念や行動指針を踏まえた4つの要素からなります。
1.
経営理念 - 創業の原点
2.
行動指針 - 日々の判断基準
3.
ありたい姿 - 目指す企業像
4.
グループビジョン - 未来に向けた向かうべき方向
理念が山登りに例えられることで、社員はより直感的に理解できるようにデザインされています。ここでは、山登りの始まりとして経営理念を、道しるべとして行動指針を、目指す山頂として「ありたい姿」を、山頂からの景色としてグループビジョンを考えさせているのです。これにより受け継がれてきた想いと今後実現したいビジョンがつながる構成となっています。
登山家診断コンテンツ
加えて提供されている「登山家診断コンテンツ」では、社員がゲーム感覚で自分の強みを探し出すことができます。診断は複数の設問に答えるだけで終わり、5つの異なるタイプの登山家に分類されます。
- - 野心家ユキヒョウ
- - リーダーヘラジカ
- - バランサーモモンガ
- - ひたむきアルパカ
- - 洞察のフクロウ
これにより、社員は理念に対する興味を喚起し、さらには日常業務や取り組みにも活かせるような新たな気付きや考えを得ることが期待されています。
社内報アワード2025の意義
「社内報アワード」は日本国内での社内報の品質向上と企画の発展を目指し、2002年から開催されています。이번の2025年では、全国224社から505の企画がエントリーされ、非常にハイレベルな競争が行われました。これにより、受賞した企画は認識され、評価される機会を得ることができます。
担当者の思い
パーソルホールディングスの鈴木崇之氏は、「カルチャーデック」の意義について、「理念体系をなるべくシンプルに表現し、社員一人ひとりに伝わる形を模索しました」とコメントしています。そして、「登山家診断コンテンツ」も親しみやすいキャラクターを通じて楽しめるよう設計されていることが強調されました。
パーソルホールディングスの未来
パーソルグループは、2030年までに「『はたらいて、笑おう。』を実感できる社会を創造する」ことを掲げています。この理念に従い、今後も様々なサービスや事業を展開することで、社員はもちろん、より良い働き方を目指す人々の可能性を広げていくことを目指しています。
今回は、これらの活動がどのように企業文化の浸透に寄与しているのか、その背景と意義を掘り下げてみました。パーソルホールディングスの今後のさらなる活躍に期待がかかります。