クレシオ株式会社、新静脈可視化装置「Vein Probe」シリーズの販売を開始
2025年3月1日、クレシオ株式会社が医療機器の新たな一環として、静脈可視化装置「Vein Probe」シリーズを販売することを発表しました。このシリーズには、軽量かつ持ち運びが可能な「VPism-C+」と、デスクトップ型の「VPism-D+」の2種類が含まれています。無接触で血管の位置を正確に捉えるこの装置は、皮膚科や美容皮膚科などで支持を集めている医療機器です。
静脈可視化装置「Vein Probe」シリーズの特長
静脈可視化装置「Vein Probe」シリーズの大きな魅力は、近赤外線を活用した非接触式の技術です。この技術により、皮膚の下にある血管を明確に映し出すことができ、患者の肌の状態やスキンタイプに関係なく、幅広いニーズに対応可能です。また、特許を取得したシステムを用いているため、信頼性も高いと評価されています。
コンパクトタイプ「Vein Probe VPism-C+」の仕様
「VPism-C+」は、軽量のカメラとモニターを備えており、持ち運びが容易です。どんな場所でも、院内の移動や往診時にも利用可能なので、医療従事者にとって非常に便利です。さらに、別売りの専用ホイールスタンドを用いることで、高さや位置を簡単に調整でき、ベッドサイドや処置室など狭い場所でもスムーズに使用できます。
この装置は、皮膚に近赤外線を非接触で照射し、得られた反射光から表在静脈の位置をディスプレイに表示します。これにより、医療従事者は精度の高い検査や処置を行うことができます。
- - 販売名: Vein Probe VPism-C+
- - 本体寸法: W274×D186×H96
- - 本体重量: 1.4kg
- - 医療機器届出番号: 13B2X10338000020
- - 発売日: 2025年3月1日
デスクトップ型「Vein Probe VPism-D+」の仕様
一方、「VPism-D+」は採血や静脈注射に特化した設計がなされており、静脈を鮮明に映し出すことができます。カメラ位置の調整が可能で、ハンズフリーでのリアルタイム血管可視化を実現しています。このため、採血や投薬、静脈切開などの医療行為が格段に行いやすくなります。
- - 販売名: Vein Probe VPism-D+
- - 本体寸法: W500×D215×H425
- - 本体重量: 2.7kg
- - 医療機器届出番号: 13B2X10338000021
- - 発売日: 2025年3月1日
クレシオ株式会社について
クレシオ株式会社は、医療機器製造・販売を主要業務とし、美容や健康に関連する幅広い商品を取り扱っています。東京都台東区に本社を置き、医療現場のニーズに応じた製品を展開する事業は、ますます多様化しています。今後、クレシオが提供する「Vein Probe」シリーズが、医療の現場にどのように貢献していくのか、注目が集まります。
なお、詳しい情報は公式サイト(
クレシオ株式会社)にて確認できます。