トーチライトとホンダが手掛けるLINE活用の新たな試み
東京都渋谷区に本社を構える株式会社トーチライトは、三重県鈴鹿市にあるホンダモビリティランドが運営する鈴鹿サーキットでの国際的なモータースポーツイベントにおいて、LINE公式アカウントを活用した新たなマーケティング施策を実施しました。この施策により、ユーザーにさらに個別化された情報を提供することが可能になると共に、顧客とのコミュニケーションを一層深化させることが期待されています。
自動配信での個別最適化
トーチライトとホンダモビリティランドは、すでにLINEを介したデジタルマーケティングに取り組んできましたが、今回シナリオ機能を活用した自動配信を導入することで、ユーザーそれぞれの行動に応じたパーソナライズされたメッセージを届ける体制を整えました。この取り組みにより、LINE公式アカウントの配信メッセージのクリック率が通常の約11倍に達する成果を上げています。
実装の背景
2026年に予定されている日本グランプリを見据え、ホンダモビリティランドでは、ファンとの絆をより深めるために、個別最適化されたコミュニケーションを提供することが重要視されています。ユーザーの観戦スタイルや興味を鑑みて状況に合った情報を適切に届ける仕組みを構築する必要がありました。しかしこの手法は手動運用では膨大な負荷がかかり、その実施が難しい課題になっていました。
DialogOne®シナリオ機能の特長
この課題を解決するために使用されたのがDialogOne®のシナリオ機能です。この機能には以下のような特長があります。
1.
柔軟な配信トリガー
ユーザーのアクションに基づいた配信が可能で、友だち追加や特定のキーワード発言など様々なトリガーからメッセージを送信できます。
2.
精緻なスケジュール設定
メッセージの送信タイミングを詳細に指定でき、キャンペーンなどの重要なタイミングを逃しません。
3.
直感的な画面操作
専門知識がなくても簡単に設定が可能で、より戦略的な企画に注力できる環境が整います。
これらの機能を活かし、それぞれのユーザーに最も合ったタイミングでメッセージを送信する仕組みが構築されました。
施策の具体例と成果
実際の施策では、観戦スタイルを尋ねるアンケートを実施しました。参加者は「現地観戦」「オンライン観戦」「未定」の3つから選び、それに応じて翌日に適切なメッセージが自動配信されました。
- - 現地観戦予定者には、必要な持ち物や会場へのアクセス情報が配信されます。
- - オンライン観戦予定者には、モータースポーツの基本ルールなどの情報が提供されます。
- - 未定のユーザーには、チケット情報等が送信され、その魅力を訴求します。
この方法により、ユーザーとの距離を縮め、情報配信の精度が高められています。また、この施策を通じて運用工数は従来の1/8に削減され、作業効率も大幅に向上しています。
今後の展望
トーチライトは今後もこの実績を踏まえ、ファンとの深いコミュニケーションを実現するための企画を進めていきます。エンターテインメント業界において、顧客との持続的な関係構築は重要な課題であり、トーチライトはソーシャルメディアを通じた最適なアプローチを提供し、企業とユーザーが強固な関係を築けるよう努めてまいります。