Cylanceがエムオーテックスと協力し日本市場へ進出、先進的なサイバー防御を提供
Cylanceが日本へ進出 - サイバーセキュリティの未来
2023年5月11日、カリフォルニア州アーバインに本拠を置くCylance Inc.が、エムオーテックス株式会社とOEM契約を締結したことを発表しました。これにより、Cylanceの先進的なサイバー攻撃防御ソリューション『CylancePROTECT®』が、エムオーテックスのシステム管理ソリューション『LanScope Cat』に統合され、日本市場で利活用されることになります。
サイバー攻撃から企業を守る
Cylanceは、人工知能と機械学習を駆使した革新的なソリューションを提供することで、世界中の企業をサイバー攻撃から保護してきました。これまでに多くの企業がCylanceの技術を利用し、安全なIT環境の構築に成功しています。特に、エンドポイントセキュリティを重視したCylancePROTECTは、マルウェアの脅威を未然に防ぐために設計されています。
Draper Nexus Venturesのマネージング・ディレクターであるHiro Rio Maeda氏によれば、「従来のセキュリティ対策では新たな脅威に対応しきれない今日、Cylanceの技術が日本市場におけるビジネスの鍵となりうる」と述べています。このような背景の中で、Cylanceとエムオーテックスの提携は、両社にとって大きな商機となることでしょう。
LanScope Catとの融合
エムオーテックスは、Cylanceの技術を自社の『LanScope Cat』に統合します。これにより、ユーザーはセキュリティ関連情報を一元管理し、リアルタイムで脅威を可視化することが可能になります。この統合によって、企業はサイバー攻撃を事前に察知し、迅速な対策を講じることができるようになります。特に、CylancePROTECTの導入により、より強力なエンドポイントセキュリティが実現されます。
先進的な防御手法の提供
Cylanceの社長兼CEO、スチュアート・マクルーア氏も「我々の使命は、顧客が直面する複雑なセキュリティ問題を解決することです。エムオーテックスとの提携により、日本の企業が最新の脅威防御機能を利用できるようになった」と強調しました。
エムオーテックスの代表取締役社長、河之口達也氏は、「国内のサイバーセキュリティの脅威が増す中、Cylanceの次世代防御製品は極めて重要な意味を持ちます」と述べ、同社が国内市場での重要性を認識していることを示しました。
Japan IT Weekでのデモ
Cylanceは、2016年5月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week」に出展し、そのブースで製品のデモを行う予定です。この展示会では、報道関係者に向けた取材も受け付けています。Cylanceの技術を実際に体験できる機会となるでしょう。
CylancePROTECTについて
CylancePROTECTは、ファイルの特性を数十万通り分析し、そのリアルタイム判別能力が評価されています。この技術により、企業はサイバー攻撃に対抗するための多層的な防御を設けることができます。
日本市場の重要性
今回の提携は、Cylanceにとって重要な一歩であり、日本の企業にとっても大きなメリットをもたらすものです。サイバーセキュリティの需要が高まる中、先進的なソリューションを取り入れることで、企業の安全性を一層強化することが可能になるでしょう。
会社情報
- 会社名
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Cylance, Inc.
- 住所
- 18201 Von Karman, Suite 700 Irvine, CA 92612 USA
- 電話番号
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