医療機関向けサイバーセキュリティウェビナー再放送
2025年8月6日(水)、医療機関のセキュリティ向上を目的としたウェビナーが再放送されることが決定しました。このウェビナーは、多くの参加者の要望に応え、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化をテーマにしています。
背景
医療DXが進む中で、医療機関はサイバー攻撃の脅威にさらされています。厚生労働省はこの状況に鑑み、2023年度から新たなガイドラインとチェックリストを公表しました。特に、端末やネットワーク機器の把握が重要なポイントとして挙げられています。しかし、現場ではVPN機器などが見落とされることが多く、実施すべき対策が不十分なケースも見受けられます。
セキュリティリスクの現状
現在、多くの医療機関では資産管理帳や自己申告に依存した管理方法が行われています。このため、実際にネットワークに接続されている端末を正確に把握できていないのが現実です。この「把握・管理」の形骸化により、VPN機器の脆弱性や未許可端末からの攻撃が見逃され、ランサムウェアの危険が高まっています。
現場目線での対策
ウェビナーでは、「端末・ネットワーク機器の把握と制御」をキーワードに、医療機関が必要とする具体的なセキュリティ対策を解説します。特に、iNetSec SFというソリューションを用いて、全端末を自動で検出し、未許可端末の遮断や可視化を実現する方法に焦点を当てます。
このツールは、資産台帳に記載されていないシャドーITや一時的な接続機器も見逃さず、形骸化した管理体制から脱却する手助けをします。さらに、異常な通信を検知する機能も搭載されており、早期にランサムウェア感染の兆候に気づくことが可能です。
導入事例の紹介
ウェビナー内では、具体的な導入事例も紹介し、どのように活用できるかを参加者に伝えます。医療現場の特性を理解した上での対策が求められる中、実際の成功事例を通じて、参加者の理解を深めていくことを目的としています。
主催・共催のご案内
本ウェビナーは、株式会社PFUが主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が協力しています。今後も、参加者のニーズに応じた有益なウェビナーを継続して開催していく予定です。
セミナーの詳細や参加申込みは
こちらからご覧いただけます。医療機関のセキュリティ対策を一層強化するため、ぜひご参加ください。