九州工業大学とみらい創造機構がステップを踏み出す宇宙分野イベント
2024年9月3日、九州工業大学とみらい創造機構による「宇宙分野・超小型人工衛星」技術シーズマッチングイベントがオンラインで開催されます。本イベントでは、宇宙ビジネスにおいて新たな道を切り開きたいスタートアップや研究者に向けた貴重な機会が提供されます。
このイベントは、九州工業大学とみらい創造機構の包括連携協定締結後初の試みであり、両者が注力している宇宙分野の発展に向けた重要な一歩となります。イベントに参加することで、参加者は超小型人工衛星に関する最先端の研究を知り、プロジェクトへの参画を考えるチャンスが得られます。特に、CxO候補を求める研究者からは、彼らの研究内容が紹介され、プロジェクトへの参画希望者には後日マッチング機会が提供されます。
本イベントでは、九州工業大学の研究者2名が進めるプロジェクトをフィーチャーし、彼らの研究成果を基にした新たなビジネスの可能性を探るセッションを設けています。また、参加者からの質問にもQ&Aセッションで答える用意があり、匿名で質問が可能ですので、気になる点を自由に尋ねられます。スタートアップへの興味や創業に関するビジョンを持つ皆さんにとって、自らの成長を加速させるための大変有意義な機会と言えるでしょう。
イベント詳細
- - 日時: 2024年9月3日(火)19:30-20:30
- - 形式: オンライン
- - 料金: 無料(Peatixでの事前申し込みが必要)
- - 申込み方法: Peatix
- - 申込みURL: 申し込みはこちら
今回ご紹介される技術シーズは以下の2つです:
1. 超小型衛星ミッションインテグレーター事業
九州工業大学工学部宇宙システム工学科の佐藤凜氏がリードするこのプロジェクトでは、急増する6Uサイズの超小型衛星に対応する市場のニーズに応えるため、フィージビリティスタディや部品設計、開発支援を行います。国内では衛星製造メーカーが不足しているとされており、これにより本事業の重要性が増しています。
2. 超小型人工衛星のキャパシティービルディング
革新的宇宙利用実証ラボラトリーの特任准教授、布施哲人先生が代表のこのプログラムでは、学生教育と一般向けの普及活動を通じて、宇宙分野の多様性を促進し、利用の裾野を広げていくことを目指します。
九州工業大学と地域のスタートアップエコシステム
九州工業大学は、地域のイノベーションを促進するために積極的に活動しており、産学官の連携によるスタートアップエコシステムの形成に力を注いでいます。その証として、北九州市はSDGsスタートアップエコシステムコンソーシアムを設立し、様々な産業を育成する戦略を展開しています。
また、upto4株式会社は、創業前や創業期のスタートアップ支援を手掛けており、参加者はオンラインピッチデックミーティングを通じて新たなビジネスチャンスを得ることができます。
未来に向けたチャンス
今回の技術シーズマッチングイベントは、九州工業大学とみらい創造機構の共催によるもので、宇宙分野での新たな試みが期待されています。興味ある方は、ぜひこの機会を活かして未来の宇宙ビジネスに参画し、その一翼を担うチャンスを手に入れてください。