アイレット、Oracle Cloud Infrastructureの取り扱いを開始
アイレット株式会社が、クラウド導入および活用を支援する「cloudpack」サービスにおいて、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の取り扱いを2025年2月4日から開始することを発表しました。この新たな取り扱い開始により、アイレットはクライアントのビジネス成長をさらに加速させることが期待されています。
ワンストップで提供するクラウド支援サービス
アイレットは、システム開発からデザイン制作、インフラ構築・運用まで、あらゆるクラウドニーズをワンストップで提供する企業です。クラウド導入の実績は2,500社以上、年間4,300件以上のプロジェクトを遂行する中で培った豊富な技術ノウハウを活用し、OCI 導入の効率的なサポートを行います。
OCIの特長と利用メリット
Oracle Cloud Infrastructureは、オラクルが提供するクラウドサービスで、特にデータベースに強みがあります。スムーズなオンプレミスからの移行が可能で、2022年10月にはデジタル庁が推進するガバメントクラウドサービスの選定も受けています。これにより、特に「Oracle Database」を利用している企業にとっては、引き続き最適なクラウド移行先としてのニーズが高まりつつあります。
アイレットの歴史と実績
アイレットは2010年、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウド導入支援サービス「cloudpack」を開始。その後も、2019年からはGoogle Cloudの取り扱いをスタートし、マルチクラウド体制を築いてきました。特に2020年からはオラクルの「Oracle PartnerNetwork」への加入し、大規模基幹システムのOCI全面移行に成功するなど、その実績を拡大させています。
成長を支える技術とサービス
アイレットの強みは、パブリッククラウドの導入だけでなく、24時間365日体制での運用・監視サービスの提供です。これにより、お客様は常に安定したサービスを享受でき、問題が発生すれば迅速に対応できます。セキュリティ対策も強化されており、最新の脅威に対する保護が施されることで、安心してビジネスを展開できます。
導入フローの明確化
移行を検討する企業には、まずアセスメントを通じて既存システムの性能や運用を詳細に評価。続いて、検証環境の構築を行い、要件に応じた導入・移行計画を策定。その後、本番環境に移行し、継続的な運用保守を行います。このプロセスを通じて、企業は安心してOCIの利点を享受し、事業の成長に繋げることができるのです。
さまざまなサービスの展開
アイレットは、様々なサービスを提供しており、例えば、仮想サーバーの監視や運用保守、セキュリティの強化、クラウドを活用した開発サービスなどを展開しています。これにより、既存のクラウド環境とのスムーズな連携が可能になり、クライアントのニーズに応じた最適なソリューションを実現します。
今後の展望
日本オラクルの常務執行役員、アライアンス統括の佐野守計様は、アイレットがOCIを取り扱うことを歓迎し、豊富なクラウド実績を持つアイレットとの連携について大きな期待を寄せています。今後もOCIを通じてクライアントのデータ関連の課題を解決し、両社の協力を通じて最適な支援サービスを展開していく所存です。
まとめ
アイレットが開発した「cloudpack」サービスにおけるOracle Cloud Infrastructureの取り扱い開始は、国内クラウド業界において新たなステップとなるでしょう。企業の生産性向上や環境改善に寄与するこのサービスは、特にオンプレミスからのスムーズな移行を希望する企業にとって、大きなメリットとなります。最新のクラウド技術を駆使して、明るいビジネスの未来を支えるアイレットの取り組みに今後も注目が集まります。