石垣島の海を守るための教育支援
2025年8月20日、公益財団法人日本フィランソロピック財団が、石垣島を舞台にした海の教育事業に対する助成先を発表しました。この活動の目的は、次世代に環境保全の大切さを教え、持続可能な未来を築くことです。学びを通じて、石垣島の自然環境を保護し、豊かな海の資源を次の世代へと受け継ぐための取り組みが始まります。
助成先のご紹介
今回の助成金の総額は約5,599,895円で、助成対象期間は2025年9月1日から2026年8月31日までの1年間です。助成先となる4つの団体は以下の通りです。
1.
わくわくサンゴ石垣島(沖縄県石垣市)
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事業名: サンゴ礁保全のための小中学校環境学習プログラム実施事業
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助成金額: 780,000円
2.
特定非営利活動法人夏花(沖縄県石垣市)
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事業名: 白保村の自然環境の保全と環境教育授業
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助成金額: 952,631円
3.
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(東京都文京区)
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事業名: 海と地球の学校 〜石垣島の海の声から地球の未来を描こう〜
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助成金額: 2,521,264円
4.
一般社団法人九州環境地域づくり(熊本県熊本市)
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事業名: Lagoon Youth Leaders 育成プロジェクト
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助成金額: 1,346,000円
これらの活動を通じて、学校や地域が一体となって、環境の大切さを学び、実践する場を提供します。
Tethys基金の背景
「Tethys基金」は、地球環境の変化が加速する中で、持続可能な未来のための取り組みを支えることを目的に設立されました。特に、近年の「プラネタリーバウンダリー」報告では、9項目中6項目が限界を超えたと指摘されています。この状況に対処するためには、次世代に対する環境教育が不可欠です。これにより、環境問題に興味を持ち、積極的に行動できる若者を育成することが期待されています。
未来のために私たちができること
環境に優しい行動を取ること、地域社会での活動に参加すること、そして次世代への教育の重要性を認識すること。これらは私たち全員が担うべき責任です。日本フィランソロピック財団は、その活動を通じて環境保全に向けた具体的な一歩を踏み出すことをサポートしています。
お問い合わせ先
興味がある方や支援を希望する方は、公益財団法人日本フィランソロピック財団の公式サイトへお越しください。メールでの問い合わせも受け付けています。
メールアドレス: info(at)np-foundation.or.jp
日本フィランソロピック財団について
この財団は2020年に設立され、社会貢献事業への資金提供を目的としています。寄附を集めて運営を行い、奨学金や助成を通じた支援を行っています。私たち一人ひとりの「意義ある寄附」が、より良い社会を築くために役立つことを目指しています。
公式サイト:
np-foundation.or.jp