佐々木喜一著『日本再生!「志」教育革命』のご紹介
2025年6月17日に株式会社あさ出版から刊行予定の佐々木喜一の新著『日本再生!「志」教育革命』は、現代日本の教育システムに対する鋭い批評と革新のビジョンを示しています。本書では、特に日本の若者たちが抱える自己肯定感の低さという問題に焦点を当て、それを解決するための「志」に基づく教育方法を提案しています。
「志」とは何か?
著者は「志」を指して、単なる個人的な願望ではなく、社会全体に影響を及ぼすような堅い決意や挑戦と定義します。このような価値観を持つ教育が必要であると強調し、教育のまた違った方向性を示唆しています。
現代の教育の現状
日本は先進国の中でも特に若者の自己肯定感が低いと言われています。具体的な理由としては、教育システムが個人の夢を叶えるためのサポートに欠けているとのことです。グローバル化が進む中で、こうした現状はますます深刻化しています。
本書の主な章構成
本書は5つの章から構成されており、それぞれ重要なテーマを扱っています。第1章では、なぜ日本の若者が自己肯定感を持てないのかを徹底的に分析。第2章では、日本人が古来持っていた精神的な豊かさについて考察しています。
第3章では、著者が提唱する「志共育」の可能性を探ります。これは、志を育む教育の形を模索するものです。第4章では、コーチングを通じた教育の改革を示し、第5章では日常生活の中での革命的な変化を提案します。
著者の経歴
佐々木喜一氏は1958年に京都市で生まれ、同志社大学文学部を卒業後、進学塾「成基学園」の第二代理事長に就任しました。5教場から、幼児から社会人まで2万人が学ぶ総合教育機関に成長させた実績があります。また、約9年間にわたり安倍晋三元首相の私的諮問機関「教育再生実行会議」にも参加し、教育提言に携わってきました。
さらに、一般社団法人志教育プロジェクトを立ち上げ、世界青少年「志」プレゼンテーション大会を開催するなど、教育改革に向けて不断の努力を続けています。最近では、国民民主党参議院比例区第10総支部を立ち上げ、その支部長に就任。教育立国の推進に向けて、活動の幅を広げています。
結論
『日本再生!「志」教育革命』は、ただの教育論にとどまらず、日本が抱える根本的な問題に対する解決策を示す一冊です。若者たちが未来に誇りを持てるような教育を模索する過程を、具体的な事例と共に紹介しています。ぜひ手に取って、新たな教育の視点を探求してみてはいかがでしょうか。