ウフルが新たに企業間マッチングを支援するプラットフォームを導入
株式会社ウフル(東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史)は、AIテクノロジーを利用した企業間マッチングプラットフォームの導入を支援するサービスをスタートしました。このサービスは、主にB2Bマーケティング、商社業界、M&Aアドバイザー、中小企業の販路拡大などを対象としています。
新サービスの背景
従来の企業間マッチングにおいては、営業・事業開発の現場で複数のデータソースに情報がバラバラに存在し、情報管理における課題が多く存在しました。例えば、情報の重複や不整合が頻発し、単純なキーワード検索では微巧なニーズに応えられないことが多々ありました。これに対し、ウフルはSalesforceのCRMシステム、Data Cloud、AIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を結びつけ、より適切なビジネスパートナーを見つける支援を行います。
プラットフォームの特性
この新しいプラットフォームには、以下のような特徴があります。
あいまい検索と高精度なマッチング
ユーザーが入力したあいまいな検索文にも柔軟に対応可能です。例えば、バイヤーが関西の中小企業に特定のメッキ技術を探す場合、大規模言語モデル(LLM)を用いてその条件をベクトル化し、さらにRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を駆使したベクトル検索を行います。これにより、従来では見つけられなかった潜在的なパートナー候補を発見することができます。
推薦理由の自動生成
システム上に蓄積された豊富な企業データとニーズ情報に基づいて、AIがなぜ特定の企業が最適なマッチング先であるかを具体的に説明します。これにより、担当者は詳細な判断を行う必要が少なくなります。
信頼性向上のためのデータ統合
ウフルのプラットフォームでは社内の営業情報だけでなく、企業の公式サイトや外部データベースの情報も含めて一元管理可能です。これによりデータの整合性と精度を確保し、信頼性の高いマッチングを実現します。
今後の展望
ウフルは今後もSalesforceのCRMやAgentforceを活用して企業情報のさらなる一元管理を進めていくとともに、バイヤーとサプライヤー間、または投資家と経営者間のマッチングに終始せず、人材派遣業や転職支援業といった「人と企業」のマッチングにも進出することを目指しています。求職者のスキルや企業のニーズに基づく最適なジョブマッチングの実現にも取り組みます。
ウフルの企業理念
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」という理念のもと、企業や自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。今後もAI技術の活用とイノベーションを通じ、社会が抱える課題解決に貢献することを目指しています。
会社情報
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