エシカルな食の未来
2024-07-31 12:13:16

エシカルな未来を探る「食のサステナビリティフォーラム2024」の開催

エシカルな未来を探る「食のサステナビリティフォーラム2024」



2024年7月19日、東京都渋谷区にあるCCCMKホールディングス株式会社が主催した「食のサステナビリティフォーラム2024」が開催されました。本イベントは、共創型プラットフォーム「Vみんなのエシカルフードラボ」と株式会社フューチャーセッションズの協力により実現しました。

フォーラムでは、エシカルな食品の価値を消費者にどう届けるか、またその意義を探るユニークな内容が展開されました。参加者は多様な業界から集まった約30名の代表者で、食品メーカーや流通業、テクノロジー企業などが一堂に会しました。

フォーラムの内容と目的



本フォーラムの主な目的は、Vポイントの購買データや市場調査から、エシカルな商品の価値について新たな視点を提供することです。具体的には、消費者の意識や行動がどのように変わっているか、エシカルな食品を選ぶことで得られる体験価値についての理解を深めることを目指しています。

参加者は小グループに分かれ、意見交換を行いながら「食の未来」をテーマに議論しました。具体的には、「エシカルな消費は義務感ではなく楽しさを提供するべき」といった多様な観点からの提案がありました。参加者からは、「新たな視点でエシカルを捉えたい」や「データを用いて生産者と消費者の距離を縮めたい」といった意見が寄せられました。

各企業の視点



参加企業の代表者は、各々が持つ視点からエシカルな未来について語りました。明治ホールディングスの松岡伸次さんは、「異業種の方々とのディスカッションを通じて、食の価値観における多様性を再認識した」と述べ、その重要性を強調しました。

Mizkan Holdingsの佐藤武さんは、「エシカルな意識が無意識の慣習に組み込まれる未来を描く必要がある」と述べ、参加者とのコラボレーションによって新たな価値を生み出すことを期待しています。また、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木彩子さんは、環境や社会の課題解決を視野に入れたエシカルな食の提供に関する取り組みを紹介しました。

次回のフォーラムについて



第2回「食のサステナビリティフォーラム」は、2024年10月に予定されています。次回では、明治大学の加藤拓巳さんや日本電気の小泉昌紀さんが登壇し、エシカル商品の消費者価値を探るワークショップが開催される予定です。特に参加者には、酒粕を利用したクラフトジンの取り組みも紹介される予定で、エシカルな商品開発の先進事例として注目されています。

CCCMKホールディングスは、エシカルフードを社会に根付かせるため、今後も様々な活動を展開していくとしています。これからも持続可能な食の未来を目指し、さまざまなステークホルダーと共に進む道が期待されています。


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会社情報

会社名
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町16-17渋谷ガーデンタワー
電話番号
03-6800-4464

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