フランスM.O.F.シェフ『ジェローム・シーリング特別美食会』が九州で開催
フランスのM.O.F.シェフ、ジェローム・シーリング氏による特別な美食会が、2025年10月22日(水)から24日(金)までの3日間、鹿児島にあるSHIROYAMA HOTEL kagoshimaで開かれることが発表されました。このイベントは九州初の試みであり、シーリング氏が手掛ける料理を間近で体験できる貴重な機会となります。
フランス料理界のエリートシェフ
シーリング氏は、世界の料理界で最も権威のある賞の一つ「ボキューズ・ドール」において、2025年大会でフランスチームの料理コーチを務めるなど、料理界の第一線で活躍しています。彼が持つM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)は、日本でいう人間国宝のような存在感を持つ称号で、卓越した技術と革新性を兼ね備えた職人のみに与えられます。
シーリング氏の哲学と美食の誕生
シーリング氏は、伝統と革新を融合させた料理哲学を基に、ボルドーで最高峰のレストラン『LALIQUE』を経営しています。このレストランは、彼が幅広いジャンルの料理を手がける中で、独特のスタイルと味わいを楽しむことができます。今回の美食会は、彼の料理を直に味わえる数少ないチャンスの一つです。
招聘の目的
SHIROYAMA HOTEL kagoshimaでは、「鹿児島から世界へ、美食と文化を発信するホテル」として、国内外の一流シェフや生産者との交流を重要視してきました。今回の美食会の開催は、鹿児島の豊かな食材とフランス料理の技術を融合させ、新たな食の可能性を創出することを目的としています。また、観光都市としての魅力を高め、ホテルブランドの価値を強化する役割も果たすことでしょう。
開催会場「ル シエル」
特別美食会は、SHIROYAMA HOTEL kagoshimaの10階に位置するフランス料理「ル シエル」で行われます。このレストランからは、眼下に広がる鹿児島市街地や桜島の壮大な景色を楽しむことができるのも大きな魅力です。地元の食材を活かした本格的なフランス料理が提供されており、これまで多くの美食家に愛されてきました。
シーリング氏の活動と実績
シーリング氏は、ボキューズ・ドール国際料理コンクールでの準優勝や、レストラン「LALIQUE」のミシュラン二つ星獲得など、数々の実績を誇っています。彼は2015年に「シャトー・ラフォリ・ペイラゲ」に入社し、2018年に総料理長としてその地位に就任しました。また、2023年にはM.O.F.を受賞し、フランス料理界での地位を確立しています。
美食のイベント概要
この特別な美食会は、各日共通で50,000円の参加費(税・サービス料・グラスワイン5種類含む)で、各日50名限定の予約制となっています。受付は18:00から開始し、イベントは18:30からスタートします。また、予約は2025年9月10日から始まります。参加者には特別な宿泊プランも用意されており、贅沢な体験を提供します。
この機会にぜひ、フランスの最高峰の料理を鹿児島で味わう体験をしてください。美食文化の深さを知る貴重なチャンスです。