ジンジャーが実現する組織課題の早期発見と対策

組織課題を迅速に把握する革新「組織診断パルス機能」

jinjer株式会社（本社：東京都新宿区）が提供する統合型人事システム「ジンジャー」は、最新機能の「組織診断パルス機能」を発表しました。この新機能は、企業が組織内での課題をより早く、正確に可視化するためのものです。

背景にあるビジネス環境の変化

近年ではビジネス環境が急速に変化しており、従業員の働き方や価値観も多様化しています。企業が持続的な成長を目指す中で、従業員のエンゲージメントや健康状態をリアルタイムで把握することが重要です。これにより、早期に組織課題の兆候を発見することが求められています。

従来は、網羅的に組織を把握する「センサス」が年1回程度実施されていました。しかし、その実施頻度が低いため、課題の発見が後手に回ることが多い状況でした。一方、簡易な設問を高頻度で実施する「パルスサーベイ」は本音を引き出しにくく、利用が難しいという課題も抱えていました。

こうした課題を解決すべく、親和性の高い従来の「センサス」の信頼性と「パルスサーベイ」の即時性を融合したのが「組織診断パルス機能」です。

多様な作成が可能なサーベイ機能

この「組織診断パルス機能」では、これまで「センサス」でのみ使用可能だった設問項目を、人事担当者自身が任意に設定できるようになりました。これによりより頻繁に、且つ正確に組織の現状を把握できます。特に注目のポイントは、エンゲージメントや人間関係、健康状態など、重要な項目を自由に選んでサーベイを作成できる点です。

高頻度な実施で小さな変化を見逃さない

新機能により、サーベイが月1回や週1回など、高頻度で実施できるようになるため、従業員の状態の小さな変化や施策の効果を迅速に把握することが可能となります。問題が深刻化する前に対処ができるため、組織全体の健康を維持するための重要なツールとなります。

データに基づく意思決定を支援

さらに、集めたデータはCSV形式でダウンロードでき、部署や役職ごとの傾向分析にも活用可能です。客観的なデータを用いて正確な課題を特定し、組織改善に向けたアクションプランを立てることができるようになります。このため、ジンジャーは企業の人事業務の効率化に寄与し、意思決定の質やスピードを向上させることが期待されています。

ジンジャーによる全体最適化

ジンジャーは、人事労務、勤怠管理、給与計算、人事評価など、多岐にわたる人事業務を一つのデータベースで統合的に管理します。これにより、企業は「正しい人事データ」を収集・利用し、組織の成長を後押しする資産として活かすことが可能です。人事業務の効率化だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にもつながり、企業にとって強力な武器となるでしょう。